仕事をしていれば必ず触れるトヨタ流の仕事術。
その具体的な事例が、「問題解決」「コミュニケーション」などの7パートに渡って、あくまでも具体的に紹介される。必ずしも製造業でなくても、応用可能。また、「あの会社、あのお店のあの方法はこれが元ネタなのか」という発見もある。
たてがみさん 61歳 男性
もしも読み終わった本が30冊以上ある場合は
買取イチバンにご連絡ください。
・本を業界トップクラスの高値で買取します!
2023年度買取実績
1冊当たりの平均買取額:121.4円
(836点 101,558円)
・売るのは簡単!
ネットで申し込みをして着払いで送るだけ!
・ネットで事前査定もできるので安心です。
AI書店員(研修中)は、これまでの皆様のおすすめを学習し、
あなたの読みたいテーマやジャンルの本を提案します。
まだ研修中のため完璧ではありませんが、日々進化中!
ぜひ、新しい読書の参考にしてみてください。
笑いが止まらない本を集めました。日常のストレスを吹き飛ばし、笑顔になれる一冊を見つけてください!
涙が止まらない感動の名作を厳選。心に響くストーリーで感動の涙を流してください。
中学生向けの本を集めました。学習参考書から人気小説、読書感想文に最適な作品まで、多彩なジャンルをご用意しています。
高校生向けのおすすめ本を集めました。学習参考書や人気小説、自己啓発書など、多彩なジャンルを取り揃えています。
仕事をしていれば必ず触れるトヨタ流の仕事術。
その具体的な事例が、「問題解決」「コミュニケーション」などの7パートに渡って、あくまでも具体的に紹介される。必ずしも製造業でなくても、応用可能。また、「あの会社、あのお店のあの方法はこれが元ネタなのか」という発見もある。
たてがみさん 61歳 男性
私事であり本書の内容と無関係だが、鳥取県訛りの母は『ひらやまいく』と言ってエベレスト街道にて一か月音信不通で旅してきたことがある。全然平たくない。
翻して本書は100年以上前に原始仏教を求めてチベットに旅立ったある若き仏法僧の回顧録である。
著作権が切れているので青空文庫で挿絵付きで読めるがこれがまたとんでもないロックな坊主なのだ。
天皇陛下万歳。
明治のひとなので今との皇室との距離感が軍国主義時代のそれとも令和の現代と違う。もうなんかあるたびやっているが空気のように自然に天皇崇拝をやっている。
川口慧海氏は仏教僧であるが30代入ったばかりの時に仏教の真の姿を模索すべく『チベットいく』と旅立つことになる。
チベット語を日本で学ぶことはできないからインドの言葉や英語を学ぶ。
そのせいで『大乗仏教サイキョー』『本来は小乗なのだよふざけんな』と師匠と大喧嘩もかます。
この時代の仏教僧であるため教養人であり、チベット行くというとクラウドファンディングに支援する変な人( `・∀・´)ノヨロシクとばかりに次々知人友人檀徒が協力してくれるのだがこの人はあくまで僧侶なので……。
『旅費かかる? 人手もいる? 一人で行きます。路銀は坊主なので問題ない』
(※当然所々で餓死寸前に)
『支援? お前タバコや酒や殺生やめろ。そっちのほうが絶対俺にとって助けになる(※仏の加護が加わるとのこと)』
(※所々でやばいほどの幸運に恵まれるが実際切り抜ける)
『餓死しそうになったり凍死しかけているのにどうにもならんと座禅して経読んで俳句とか作って実際生きのこる』
(※自殺行為レベルの衣類装備だが日本で貰ってきた脂を身体に塗って凌いだりしている)
『当時の日本人は骨接ぎできたり、学問できる関係で仏教哲学や医学などに通じているし語学の才能ある。禅宗らしく論戦も超得意』
(※おかげであちこちにて論破したり協力を取り次いだり異国語で高位の仏法僧と学問や仏教議論を高めあったり国際的な文章もサクサク作る)
『ことあるごとにモテる』
(※肉欲を辞めちゃっているから迷惑でしかなく、命の危機にすら)
『酷寒のチベットにて塩砂糖バターを大量にブッ込んだバター茶と肉食は必然だが午後から飯を食わないとか肉食わない戒律を頑固に守り通す。蕎麦粉菓子で済ます。何年も』
(※本当にこの人なんで死なないのだろう……)
当時のチベット医術は骨接ぎなどを知らなかったことや現地人のけんかっ早い気風、『歯を磨かない』『そもそも風呂に生まれてから入らない』『風邪をひいて日中寝たら死ぬことがあるのでそのまま日中病人を寝かさないことが社会的に定着している』などなどの医療的迷信を学問的アプローチで排しつつもあちらの優れているものはどんどん取り入れるので貧乏僧侶がいつの間にか大臣の家に住んでいたりする。
うむ。やっぱりこのお兄さんおかしいよ。
なろう主人公なら「あれ、俺またやっちゃいましたか」と愚かなことを抜かすが彼の場合かなり自覚的だから当然行く先は聖人の扱いを受けて仕方ない。
どんなつらい時も詩作をすることで力を得る。
本人に言わせれば日本語の力を感じるらしいがこの人はチベットで記した書物も現在続々と発掘されている。
うんやっぱりこの人凄いよ!
序盤『おまえ鎖国しているチベットに入ったら類縁のひとみんな殺されたりするぞ』と具体的エピソードを添えて脅されて警告されるのだが。
仏教への情熱その程度でおさまらずそういう意味では彼もまた煩悩から逃れられない若者であり、実際行ってしまって当然知人がえらい目にあうので後から必死で救済のため奔走する。
この辺、世間体を気にしない現代人に近い気が。
現代人は『お前が漁師でもないのに魚採りするのを辞めて徳をつみなさい。カネより嬉しい』とか言わないけど。
余計なお世話だとかなる。
慧海氏は仏法僧なので『死ぬのが怖いというが私は生まれた時を知らない。つまり生まれた時を知らないのと同じく死も知らない。よって怖いと思わない。それより仏教だ!』
こんなノリである。
自重しろ。
慧海氏は中国僧侶(※当時は清帝国)を偽装してチベットに入るのだがなんか日本が大清帝国に勝ってしまってその後日本の評判がよくなりチベット人にも『あれ清のひとちがう』と露見していく。
後半は完全にチベット人を偽装している能力を得ているのだがその理由たるや学費がなくなるからであった。
でも肉食わない酒呑まない女遊びしない坊主って普通に変である。
そりゃバレるよ!
立ちふさがる五つの関所を智と知、徳を用い瞬殺で突破してインドに帰国する慧海氏。
その後始末もまた華麗でなろう勇者の後始末要素もあるかもしれない。
彼の信仰の道の究明は根深誠氏の著作に詳しいが、根深氏に力をかした現地の人々にとっては河口慧海のルート解明は彼らにとっても仏の道を辿っていく旅路であった。
たとえ一帯一路を唱える共産中国がチベットの地を改革系なろう主人公なみに変えて行こうとも、空飛ぶ鳥に故人の遺骸をあずけて解き放っていた人々の魂は別の形をとろうとも受け継がれていく証明である。
チベット旅行記は青空文庫では挿絵つきで無料で読めるのみならず、Amazonの電子書籍朗読サービスオーディブルにもなっているので読書の時間が取れないひとにもお勧めである。
鴉野 兄貴さん 男性
Twitter(旧X)はニュースbotで最新ガジェット情報などをつぶやきます。 @KarasunoAniki
私事だが退職後に軽く自信喪失し冬の間に沖縄で一か月ほどぶらぶら暮らしていたことがある。2018年のことだ。
その中で妙なものがいくつかあった。まずいまだに水素水が売ってある。EM菌牛乳とかインチキ臭い食い物がサンエー(※沖縄最強のスーパー)で平然と売られている。食料は県外のもの以外は基本安く、地産地消である。
筆者が個人の八百屋等に行くと珍しがられる。
へんな石碑(※石敢當)があり、町は寂れているが地主たち曰く『よそ者に貸すぐらいなら税金対策でシャッター街にしておくほうがマシ』『よそ者にアパートは貸せない』らしい。
そもそも不動産屋には県外に生まれ育った筆者には理解不能なものがある。
『軍用地』
軍用地はわかる。
わかるが資産運用商品になっているのはよそ者には心情的に理解しがたい。
沖縄の地権問題はいまだ解消しておらず、政府はその申請をいまだ求めているそうだ。
沖縄の企業を支援するところを見てきた筆者はその前向きな空気の中、微妙な違和感を覚えていたかもしれない。
もちろん沖縄の気候は大変よろしく、やや鬱状態だった筆者にはのんびりとニート生活できたことは否めないが。
さて、沖縄は筆者もモノレールの広告で見たが自動車を皆が使っているのに自動車保険に入っていない人間ばかりらしい。
沖縄で自転車に乗るのは子供くらいしかいない。商店街に放置しても警察は動かない。それくらい放置自転車そのものが珍しい。自動車のほうが圧倒的に便利だからだ。
警察にあうことはあまりない。交番がそんなにない。
筆者は一度落とし物を届けていただいたことがある。
当時のかたありがとうございます。
しかし那覇の観光地ど真ん中でなくばそもそも交番まで歩いていくことができない。
筆者が見た限りでは結構警備会社が施設警備などをしている。
警察はなんか大捕物している感じで『日本最強ヤ●ザ』とされる大阪府警と違って良くも悪くも地域密着の印象がない。代わりに米軍のひとがなんかのんびり自転車乗っていたりする。米軍でも自転車に乗るのは変わり者の趣味っぽい印象がある。それくらい自転車がない。
代わりに車椅子のひとや障碍者のひとが元気に買い物している姿を散見した。結構街中の中心部にそういう施設があったので県外の筆者からみてもそれは見習うべきだろう。
沖縄は貧困率全国一位らしい。
のんびりとした雰囲気に反して犯罪も多い。今だ米軍の関係者が引き起こす犯罪も発生している。
本書は沖縄生活を通して『沖縄』というミクロの視点から『日本全体』の問題点を問う。
無気力を超えて無感動な学生たちは利己的でわがままなはずだ。なのに本当は自己評価が恐ろしく低い。
少しでも『できるやつ』とされることは社会から隔絶され、辱められることを意味する。
沖縄ではなくとも現場仕事で本を読んでいたら『勉強しているのかい』となぜか馬鹿にされた方はいらっしゃるかもしれない。
皆が商売していて商店街とも住宅街ともつかずどうやって住民の生活が成り立っているのかな大阪の十三周辺も結構疑問な地域だが、沖縄だと商店まで歩く歩くめっちゃ歩いた。それでやっと買い物できる。車買えとなる。
それでも商売が成立するのは競争ではなくコネクションが大事だからである。
困ったことがあればお互いがお金を出し合う社会だが逆に言えばお互い依存している。
経営者の仕事は利益を上げることではなく国から補助金を巻き上げることである。
働かないのではない。働けない。有能と思われれば排除される。
愛しているというより、依存している、貢献しているとされなくば生きていけない。そしてDVに耐える。
基地を憎むのに、基地を取り払ったら県外企業のさびれたモールくらいしか作れない。
実際、アメリカ軍は本当は基地を縮小したいらしい。
こういった各種の問題を通して、『実は沖縄固有ではない、日本社会が抱える根本的な足の引っ張り合いの問題』を描いて見せるのが本書だ。
かつてアメリカ軍から盗賊行為を働いた方々はセンカアギヤーと呼ばれ英雄視されたが、その夢のあとは虚しい。
まず、自分を愛せと聖人は云う。
それは利己的にふるまうことではない。
自分を捨てて利他をすることでもない。
ヒトを幸せにするならばお互いの愛と感謝が必要だ。
それを知らずに育つから人は悲しい。
愛すること。自分を信じ真実から目を逸らさず情報を精査すること。
詭弁や愚行から正しく距離を置くこと。
この本はそれができない心の貧困に我々が陥っていないかを正しく問う。
是非一度、ご覧ください。
自らを正義としてお互いたたき合う現代、一つの指標を示してくれるはずです。
鴉野 兄貴さん 男性
暇つぶしや備忘録。
https://mypage.syosetu.com/203214/
自分を探しても何もない。そこにあるだけで徒労である。いやそもそもそこにあるとも限らない。
経歴を長々書いてこのような理由や動機があってというが、人間の行動についての自意識のほとんどは後付けである。
個性と言うけど個性ってなんだと思うこともあるはずだ。
なくていいし、なんも考えず組織の一員としてなくて流れに一度乗ってみるのは悪くない。
組織というのは凡人が天才たちに打ち勝つ手段である。
型にハマってみて育ててもらうのは決して悪くない。
そんなことをしたら個性も自己意識もなくなってしまう?
そんなことはありはしない。
とにかく特別でいることは疲れるもの。
短絡的に迷惑なことをしたり有名人の言いなりになってしまい大切なお金を使い潰す。
例えば依然年金は金融商品としてはかなり有用だが、有名人が無駄というから無駄と考えてもパチンコだのキャバクラだのその有名人のオンラインサロン代になるのがオチだ。彼らはあなたの人生に責任を取ってくれない。
かくも普通の人が生きるためのシステムは強固にあなたを守っている。
あなたは流れに乗ると個性がなくなると思うかもしれないが、その程度でなくなる個性は個性ではない。
普通の幸せを目指すならまず流れに乗って自分の実力をつけ意見を見出すまでは先人に倣う。それから考えればいい。
個人的にビジネス書は転生チートもので読者の環境を無視して『すごく活躍する私』を妄想させるだけのジャンルと考えているが、この本はそんな夢を見せることはなく、思っているより我々は恵まれていることを投げつけ、そんなに悪いことではないしあなたという個人は素晴らしいと元気付けてくれるだろう。
鴉野 兄貴さん 男性
どうしても女性に持てたくて、でも自分ではどうしたらいいのか分からなくて手に取りました。
もっとも参考になったし実践もして効果があったのは、女性のお仕事や普段の生活などでやっていることを聞いた後に「大変じゃない?」と言うこと。
相手からすれば「しっかり話を聞いてくれて共感もしてくれる」という印象を持ってもらえます。
この言葉を使用したら女性と仲良くなることが多くなりました。
他にも有益なアドバイスが沢山書いてあるのでモテたい男子はもちろんのことコミュニケーション能力を身につけたい人にもおすすめです。
TKさん 42歳 男性
『大谷翔平選手が愛読する「運命を拓く」の教えをまんがでわかりやすく紹介!』に惹かれて読みました。松下幸之助氏や稲盛和夫氏、原敬氏なども影響を受けた人生哲学だそうです。
分かりやすいだけでなく、まんがそのものも楽しく読みました。中村天風の教えは、スピリチュアリズムや心理学、健康学の本などで読んだ教養の総本山のようですが、中村天風氏は神仏などは信仰しておらず、自らの経験などから学んだ科学的、哲学的な思想で、中村先生自身この思想に至るまで様々な試行錯誤があったようです。
その教えは、(私の言葉で置き換えて申し訳ないですが)人間も宇宙同様エネルギーで出来ており、無限の更新、進化、向上し続ける存在(力)であり、勇気を持ち、揺るぎない理想を具体的に描き続けること(信念)、積極的に生きる心の在り方を指南するものであり、消極的に生きることは神経(健康)にも悪い。ということ等々です。
中村天風先生の「運命を拓く」も読まずにはいられなくなりました。
みーちゃんさん 55歳 男性
読み方すら『?』。
そもそも名前なんてあるの?
そんな発音記号たちが漫画のキャラクターとなって賑やかな自己紹介を繰り返す漫画です。
フォニックスとか語源とかは苦手でも発音記号に親しみが持てるならなんとなく楽しみが増すかもしれません。
さらに好きになれるきっかけのひとつとして、すでに英語好きな友人の娘さんにプレゼントとして使いました。
英語は苦手なままでもいい。とりあえずとっかかりのなんでもいいから好きなところを探そうと考えていらっしゃる方に、あるいは独学を始める方にはピッタリではないでしょうか。
個人的には学研のI see all(猫に1ページ費やす辞書にして英語文化圏百科事典)もおすすめですが内容が古いのでこちらを推します。Kindle Unlimitedでも読めますので。
鴉野 兄貴さん 男性
小説家志望の人は、意外に少なくないと思いますが、
実は「売れなければ終わり」の修羅の道。
本書ほど(売れない)小説家の大変さを、赤裸々に書いた本は、
寡聞にして知りません。
著者は平山瑞穂。読んだことも聞いたこともない方でしたが、
作家を目指して13年。2004年に36歳にして『ラス・マンチャス通信』で
日本ファンタジーノベル大賞(賞金500万円)を受賞して華々しくデビュー。
会社員のまま兼業作家として、
売れる本を目指し試行錯誤しながら10作ほど発表し続けますが、
ヒットに恵まれず。2011年には一念発起して専業作家になり、
その後も10余の作品を生み出すものの、残念ながら鳴かず飛ばず。
次第に編集者とも疎遠になり、
本を出すことも難しく、ライター稼業でしのぐ状況に。
本書は、小説家志望者に、その失敗経験を生かしてもらうために、
「入口をまちがえてはいけない」「功を焦ってはならない」「作品の設定を怠ってはならない」
「編集者に過度に迎合してはならない」「『編集者受け』を盲信してはならない」
という戒めの言葉で章が構成されています。
アマゾンで作品全体を見渡したところ、どの著書もレビューは少ないのですが、
一番レビューが多かったのが本書。
皮肉なことに、著書でたぶん一番売れている本のようです。
本書は、個々の作品の成立する背景についても詳しく書かれており、
作品ガイドにもなっています。
そのため、作品に興味を持つ人も出てくるはず。
実際「本書で著者を知って、初めて作品を読んだ」というレビューもありました。
私も1冊買って読み始めました。引き込まれる書き出しで、期待十分。
本書がきっかけで、もっと売れるようにならんことを!
tomeさん
大好きな作家さんの流水りんこさんの作品です。
もう何十年も大ファンですので、全作読ませて頂いております。
現在3巻が出版されていますが、人気のあるシリーズなので、
まだまだ先はあるかも知れません。
どの本も100話も掲載されています。一話がかなり短くさくさく書かれているので、早く読み進める本ですね。中にはりんこさんご自身の経験や身内知人の近しい人の体験談も掲載されていますが、ほぼ読者からの投稿の話をりんこさん独特の手法でまとめて書かれている話なので、、中には背筋が凍り付くような話もあるのですが、声を出して笑えるような話も多いと思います。
3冊で、300もの話が楽しめます。ですが、、私が一番怖いのは、「ここまで沢山摩訶不思議な恐怖体験が存在するのか~⁇」です。まあ、中には全くの妄想で投稿する人も、、いるのかもしれないので何とも言えないですが、、霊を視ている人の何と多いことか、、。家の中で小人さんを見た経験を持つ人も何人かおられるのですが、、はげたおっさんというのは、、何とも笑えます。はげたおっさんがヘビの水槽に入って食べられるとか、、目の前でそんな事が起こったらさぞや怖いかと。。庭で小さな恐竜に遭遇する話もあるのですが、相手も驚いて逃げてくれたから怪我をしないで済んだのですが、向かって来られたら命に関わりそうです。。悪霊にカラオケボックスで出会う女性達3人組が、ヘビメタを熱唱して悪霊を退散させて勝利する、という話も実に笑えました。幽霊など視覚的には怖いですが、こちらで出てくる話では、人間やペットが勝利するという話が多くて~やっぱりホントに怖いのは生きてる人間か~と思いました。
話自体はホントの体験談ばかり(?)から成り立っているので、とても怖いと言えば怖いですが、、笑える話が多いと思います。
ひんやりしたい暑い夜に読まれる事をお勧めしたいです。
さくら咲くさん 48歳 女性
弟が突然逮捕、死刑囚に・・・
袴田巌さんのお姉さん、ひで子さんの実話を漫画化にしたものです。こんなにもストレスが掛かる生活をしているのに、ニュースで見るお姉さんが明るい。ひで子さんを知りたくて、読みました。
正直、内容は、重くて辛い。知らないこともたくさんあった。
なのに、国や刑事司法に恨みつらみを言わず、明るく闘うひで子さん・・・弟さんを信じる心。たくさんの人に、ひで子さんの明るさを知ってほしいです。
マツユキソウさん 29歳 女性
「ねこよん」という愛称で呼ばれている作品です。
2016年に映画化されました。
全部で4巻だったのですが、ちょっと間が開いて
5巻が発売されました。5巻は「その後」と
実兄の作品も掲載されています。
ノンフィクションです。漫画家さんの実兄が2匹の捨て猫を拾ってこられます。元はプロボクサーで世界チャンピオンを目指すファイターだった作者が、試合で殴られて失明の危機にさらされて絶望と共に失明を恐れてボクサーを断念なさいます。それまでも実兄のアシスタントをしておられましたが、とりあえずはアシスタントをされて気持ちも落ち着いて来られるのですが、、兄がご結婚の為に故郷に帰られ、猫2匹と共に作者は捨てられる事になります。。
とても面白い作品だと思います。作者は実家で犬を飼っておられて、猫は嫌いだったんです。なので猫の世話は楽しいものでもなく腹立たしい事の連発です。
猫を飼っておられる方には、猫あるある、でもっと面白く感じられるのでは、、と思われます。私も自分の猫ではなかったのですが、ホームステイしていた家に猫が3匹もいて数年同居した経験があって、あるある、が面白かったです。オスとメスで兄弟ではありますが、全然性格も違ってそこがまた面白いです。
ただ、、初めて飼う猫で本などで勉強なさるのですが、いろいろ愛猫家には有り得ないような粗雑な扱いをしている場面もあって、批難のレビューもけっこうある作品です。。メスには避妊手術をするのですが、オスは可哀想だとの思いが強くて去勢はしなかった。
それが元で猫エイズで命を落とす事になります。作者の気持ちもとてもよくわかりますが、長生きしてもらうためには去勢させるべきだったという意見が多いですね。自分が猫だったら作者に感謝ですが。。
実話だからという事もあってか、、作り話よりもリアリティがあって面白いですし、作者の猫に対する愛情にほのぼのと癒されます。猫、、ペットではなく家族ですね(^^)
さくら咲くさん 47歳 女性
お金の儲け方、稼ぎ方というと、ちょっと自分には無理かな、商売は好きではないし、と反応しがちです。しかし、この本の著者は、とても簡単、実現可能だと感じられるような貯金の仕方を教えてくれました。難しい用語や知識は必要ありませんでした。考え方もやり方もいたって単純明快。自分なりに少しはアレンジしましたが、この本は役に立ち、結果がでました。おすすめです。
昌弘さん 80歳 男性
和歌山の山奥に、廃校跡を利用したニートのためのシェアハウスがあり、
10~40代の男女10数人が、個室を持ちつつ共同生活をしています。
月に1人2万円程度を集め、食費・光熱費に充て家賃はタダ。
最寄りの町まで車で1時間半ですが、ネットも通じ、宅配も来てくれます。
地元の平均80歳台の老人5人とも助け合ういい関係。
暗黙のルールは、月に数回夕食を作る・食器はすぐに自分で洗うくらい。
全自炊。食費が安く済むだけでなく、
ニートに不足しがちな自信という栄養が摂取できるメリットも。
ニートといえば、社会的弱者・社会的敗者のイメージがありますが、
この本を読んで、なぜだかとても魅力的に感じました。
やはり、大自然のもと、
何にも縛られない、その自由さ・気ままさ故でしょうか。
以前、岡田斗司夫の『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』という本を
紹介しましたが、まさに、その実践例のひとつのような気がします。
今の時代「どんな生き方をしてもいい」「どんな生き方でもできる」というお手本かも。
そして、何よりも、読み物として刺激的で新鮮でした。
著者が山奥ニートを始めたのは2014年で25歳のとき。
2017年に結婚し、山奥と街の2拠点生活。
この本が書かれたのは2020年。ネットで調べたら、2023年に子どもができ、
2024年1月、10年にわたる山奥ニートをやめたとか。
ブログにやめた7つの理由が書いてありましたが、
シェアハウスは、中心人物だった彼が抜けても続くとのことで、
入居者募集中です。
tomeさん
元々は中国の4大奇書の内の「金瓶梅」を元に書かれた作品ですが、、登場人物や設定が元になっているというだけで、似たようなエピソードも出てくる事は出て来ますが、描き方がかなり異なるので、、全くの別物と考えた方がよい作品かも知れません。原作とこちらの漫画本とを比べてみるのも面白いかと思います。
「元気が出る」というのには、、ちょっと語弊があるかもしれません(^^;
タイトルの金瓶梅とは、登場する3人の女性の名前からとった文字なのですが、多くの女性が登場します。
富豪の西門慶とその6人の妻がメインの話です。
6人も妻がいる時点で日本人には異質に感じられると思いますが、、出てくる話が、超絶「常識外」といいますか、道徳って何だったかしら~?という全くばかばかしい開いた口がふさがらない、、エピソードが満載です。出世の為に跡継ぎの男の子が必要なのですが、なかなか生れてくれず。。第6婦人が他の妻達の抜け駆けをする為に他の男性の子供を身ごもります。
西門慶は自分の子供だと信じるのですが、、子供が女の子だとまずいので、男腹の妊婦が雇われます。また、男の赤ん坊もすり替える為に用意されたりします。結局、すり替えられた、どこの誰かもわからない男の赤ん坊がお世継ぎとして育てられます。。
どのエピソードも、、日本と中国の違いなのかも知れないですが、あまりにも現実離れしていて、、ここまでいいかげんな事が常識なのかな?と、、けっこう大爆笑で、元気がもらえます。言動はめちゃくちゃだと思いますが、、主人公の金連が漫画では正義感のある好人物に描かれているのも特徴だと思います。
真面目に読むのには適さないとは思いますが、軽く笑えて元気が出る本だと思います。
さくら咲くさん 47歳 女性
気圧の変化という環境的ストレスが交感神経を活発にさせることにより頭痛やうつ症状、めまい等が起る。
特にHSP気質がある人は要注意。
僕は、寒暖差があるときや年度末や年度始め、さらに雨の日や6月の梅雨になると気分が沈み体調が悪くなる理由が明確になった。
気圧のセンサーである耳の血行を良くすることで改善するためマッサージ方法が紹介されていたのでやってみたところ、すごく効果があった。
フィジカルの調子を整えておかないとメンタルまでやられてしまうタイプなので本当にありがたい内容だった。
体調管理の知識を蓄えたい方や困っている友達等に教えてあげたい人におすすめ。
TKさん 42歳 男性
誰もが知ってる夏目漱石の短編集。鎖国が解かれて西洋の個人主義や心情を描く文学が入り始めた時代な訳で、他の作家の作品を読むと、夏目漱石がいかに現代に通じる作品を生み出せていたかがわかる。しかしその夏目漱石であっても珍しい、リアリズムではなく幻想ファンタジー。「こんな夢を見た」と始まる夢を語ったファンタジーが10作続いている。どの夢が気にいるかは人によるところだが、非常にレベルが高い。
poohymcaさん 55歳 男性
100分de名著で、アドラー心理学が紹介されたのをきっかけに、様々なアドラー心理学に関する本を読み、その中で出会った本です。
アドラー心理学を、主人公の成長物語を軸に、分かりやすくコミック化されています。
主人公、そして主人公に関わる登場人物たちのそれぞれの悩みに寄り添った内容で、アドラーの著書の引用を踏まえ、アドラー心理学が学べます。
主人公や登場人物たちの成長や学び。そして彼ら、彼女らが、アドラー心理学を元に救われるような経験をしていく様を読み解いていくうちに、幾度か当書籍で感動しました。
アドラー心理学を、分かりやすく学べる他に、そんな味わい方も、この本で出来ると思います。
雪見酒さん 50歳 女性
他人の言葉を深読みしない。上司等から注意されたことをずっとに気にし続ける人がいる。そうすることによって、「この会社に居場所がなくなるのでは」などど、どんどん悪い不安が広がってしまう。
しかし、実際は小言を勝手に深読みしただけ。
言葉の裏を推測して独り相撲はしないでそのまま素直に受け取ればいい。
僕は、もともと気にしすぎる性格もあるけどこの「深読み」をやってしまって、さらにストレスがひどくなってしまっていた。
職場で繁忙期で仕事が忙しい時だとストレスが溜まっていてみんな悪気はないけれど、言動が荒くなることもあるから肝に銘じておきたい。
多くの気づきを得られる、おすすめの本。
TKさん 41歳 男性
芥川龍之介の『蜜柑』は教科書に取られることも多い短編小説ですが、授業で習うときは意欲も削がれがちなので、改めて読み直すことをお勧めします。と言ってもあっという間に読める掌小説ですが。モヤモヤと陰鬱な思いを持ち続ける知識人の心象風景と目に見える風景が辛気臭くシンクロしてはじまるが、そのうちイライラが募るような出立の娘が乗ってきてまたイライラ。それがみかんのオレンジにパッと切り替わり、エンディングを迎える。綺麗な起承転結と色彩に打たれる作品。
poohymcaさん 55歳 男性
YouTube奥薗壽子さんのチャンネル。
週に2本、更新。
公式サイトのブログは毎日更新されています。
ブログでは文章の書き方教室に通っていることを書かれていて、
私の伝え方、“こんなんでええんやろか……”と悩んでおられます。
奥薗さん、動画では、赤エプロンで、ちゃかちゃか賑やかにお送りしておられますが、
料理を通じて表現し、伝えることに本気なんです。
作る人の気持ちを本当にわかってはる!
奥薗さんの料理本は情報量が多いけど、とっても簡単で理解しやすいですよ!
作る気になる、いつの間にか作ってしまっている、料理本です。
マツユキソウさん 29歳 女性
無人島に生きる十六人/須川邦彦(1948年、2003年文庫化)
青空文庫で読めますが、新潮文庫のデザインが好きです。
若い頃の著者と、中川船長との会話から物語は始まります。
明治31年、龍睡丸は大嵐に遭って太平洋で座礁。16人の男達は、無人島で暮らすことに。
飲み水や火、食事はどうする?どうやって助けを求める?果たして日本に帰れるのか……。
実話だけども、愉快で暗くない!
島暮らしをするにあたって、ルールを決めた。例えば、「できない相談をいわないこと」。
日本人の名誉と信用にかけて・・・というのが戦前らしいところですが、
とにかく自分勝手に絶望せず、できる工夫をして仲良く暮らします。
そして、全員、無事に祖国に帰国するのです。
似たテイストのフィクション作品では何人も仲間が倒れたり、悲劇的な面が強調される。実は、事実の方が愉快だったなんて!
不安定で混沌とした世の中に生きる現代人。
無人島に流されることはなくとも、16人の明治の男達から学ぶことは、たくさんあります。
昨年(2022年)に若手俳優さんのプロジェクトで、舞台化もされました(総合演出 良知真次さん)。
舞台化されることで、広く、「無人島に生きる十六人」が知られるのは嬉しいことです。舞台から知った方も、ぜひ、原作を読んでみてほしいです。
マツユキソウさん 29歳 女性
色んな本で“投資しなさいよー、貯金じゃ将来怖いよー、迷っている暇があるなら始めなさい”といったことが書いてあるのを見て、よし始めるか……と思うものの、何をどうすればいいかわからない。
ネットで検索するも、何かの宣伝ブログしかヒットしませんし。
銀行の人に相談するのは、もってのほかですし。
そんな時見つけたのがこの本です。
著者・横山さんの本の中でも、一番簡単で理解しやすかったです。
サイトのスクショ付きで、案内してくれたので、無事に証券口座を開設できました!
今はとりあえず放置して運用しています。
この本では、出口戦略(将来の受け取り時)も説明があり、先のことがイメージでき、大きな安心材料になりました。
注意点
①この本は楽天証券推しである
楽天だけが良いと書いている訳ではありませんが、サイトのスクショが楽天証券です。
私も楽天で開設しちゃいました。サイトが見やすいので、楽天には満足していますが……
ポイント制度等、改悪が続いているので、他のネット証券も候補に入れつつ、考えてみてください。
② 2021年の本である
私が買った時は発売から3か月くらいで良かったのですが、今だとちょっと情報が古いかも。2024年から、制度自体も変更されますし。この本の改訂版や、この本に続く本が出るかもしれません。
マツユキソウさん 29歳 女性
ポップ制作:tomeさん
「自国が正しい方向に向かっている」 94%
「テクノロジーを信頼している」 91%
ともに中国国民の回答で世界一。
洗脳のせいではなく、いまやAIが社会に広く普及し、便利さを享受し実感しているからに他なりません。
そして個人管理の「社会信用システム」により「お行儀のいい社会」が生まれつつあります。
損得ばかりの合理性とテクノロジーが暴走する独裁国家中国の実態を明らかにした好著。
tomeさん 男性
ポップ制作:tomeさん
テニスの4大大会は、1回戦で負けても約400万円もらえます。
世界ランク100位以内なら4大大会に本戦から出られ、それだけで1600万円。
プロとして喰えますが、その道は実は苛酷を極めます。
本書は、錦織圭の2歳年下でジュニア時代には名を知られた関口周一という選手に注目。
ランクアップへの厳しい現実を赤裸々に描いた知られざるノンフィクションです。
錦織圭や大坂なおみばかりに 注目してはいけない!
tomeさん 男性
「今の自分には常に何かが足りなくて、違う自分にならなければいけないと信じ込むのは、自分があまりにもかわいそう」
「自分の人生の方針を世間の目を気にして決めたり他人の期待に応えるために費やしたりそんなことのために自分のやりたいことにフタをし明け渡してしまってはいけない。」
「上でもなく、下でもない。光でもなく、影でもない。成功でもなく、失敗でもない。誰かが作った道だけではなく、別の選択肢がある。」
ストレス系の病気になり自己嫌悪の渦に飲まれて、これからどうしていいかわからなくなりました。さらに将来の不安に押しつぶされそうになった時に読みました。名言が沢山あり背中を押してもらえたしモチベーションが上がり何よりも自分自身を認められるようになりました。今がつらい人、さらに読みやすいからつらい境遇にいる友人等にプレゼントするのもおすすめです。
TKさん 41歳 男性
日本人はみんな、10割の力を出すのが当たり前で全力を出し切らないといけないという思い込みがある。でも、普段は出そうと思っても出せないし何でもない時に出すと心や体が壊れる。
よく「7割だと手抜きになりませんか?」という質問があるけど、そういう心配をする人は手抜きなんかできない(笑)
7割でもちゃんとできると実感すると心のゆとりが生まれ、それが良い仕事に繋がる。
いつもフルスロットルで働いて周りから休むように言われてもやり過ぎて、ストレスから精神疾患になった僕にとって目から鱗でした。
一人さんのユーモアがあってポジティブな言動から元気を沢山もらえておすすめです。
TKさん 41歳 男性
学校の音楽室の壁に貼ってあった顔写真、ヘンデル、バッハ、モーツァルト、ベートーベン、ショパン、シューマン、シューベルト・・・。
巨匠たちの生活、人柄、エピソードが愛情たっぷりに描かれています。
音楽家の顔写真と、人物にまつわる土地の美しいカラー写真が入っているのも楽しく、贅沢な本です。旅心をそそられます。
著者が戦前にレコードを収集し、聴き比べていたのは驚くべきことです。今では全く手に入らないレコードについての著者の詳しい批評も退屈しないで読めます。気になった曲は気ままに、しばしお茶を飲みながらyoutubeで流してみると、たいていは耳にしたことのある有名曲です。
辻井伸行、アシュケナージ、ユンディ・リ、前橋汀子、五島みどり、イツァーク・パールマン、ヨーヨーマなどで楽しんでいます。
あらえびす先生はどのように評価されるでしょうか? また、レコードからSNSへの変遷をどう思われるでしょうか? お聞きしてみたいものです。
昌弘さん 78歳 男性
高校時代にはじめて読みました。
しかし、その時、何を感じ取ったのか
全くおぼえていません。
いい本だ、好きな本だ、大事な本だ
ということが残っていただけです。
ずっと気になっていていつか
読み直してみたいと思っていました。
今回、ひと仕事が終わって、
落ち着いたので手に取ってみました。
やっぱり名作、天才鴎外の作品だ
と感動しました。
細やかな心、時代背景、日本人なら
ではの歴史的遺伝子を感じる感性。
読み終えて、充たされました。
何かと多忙な日々、不透明な日々の中で、
この古典を味わえるとしたら、それは自分が
穏やかで心の持ちようが間違っていない状態に
在ると思えました。
古典は豊かさを与えてくれることを
あらためて感じました。
sukoさん 62歳 女性
Testosteroneさんや般若さんの力強い言葉に
モチベーションが上がるし、木村ミノルさんなど
著名なアスリートのトークセッションで
気分がハイになる。
HIPHOPは
「今の自分、厳しい環境の中でも生き抜く」
がテーマだから効果が倍増らしいので付録で
付いている音楽を聴きながら体を動かしたく
なりどっぷりと筋トレにハマった。
TKさん 40歳 男性
江戸川乱歩の中短編集。
表題作、『鏡地獄』の結末は狂気。
有名作品の『人間椅子』は終始不気味。
『芋虫』もう題名から怖い。
以上三作品だけでも心に堪える。
が、他にも江戸川乱歩代表作がずらり。
文章は読み易いので若い方にもおすすめ。
忘れた頃に再読するたび寒気立つ、そんな本。
パトリックさん 38歳 女性
ちょっぴり独特なトットちゃん、
学校で、駅で、日常で、いろいろな
出来事に遭遇します。
いえ、思わず創られてしまう
その様々なエピソードは聞く人を
ニコリ驚かせ笑みを誘います。
現代では考えられないような過程、
展開を新鮮に紹介してみて下さい。
加えてほっこり素敵な
いわさきちひろさんの絵が散りばめられ
目からも惹き込まれます。
rinrinさん 59歳 女性
去年出版されたばかりで、
まだ新しい本だったと思います。
改訂版とあるので、元となる本も
あるのでしょうが、改訂版の方しか知りません。
こちらの本は、いろいろな部門でベストセラーに
なったそうで、目に付いたので読んでみました。
二児の父、どこにでもいそうなサラリーマンという
設定であるおでんさんの作品です。実際には、多分
かなりのやり手でいらっしゃるような風情です。
サラリーマンやりながら~1日に3時間以内とはいえ
Twitter、そして、出版本で有名になられて、、
そんなおでんさんですが、、こちらの本の良い所は
プロフィールの書き方から、初心者にかなり詳しく
優しく書かれている所だと思います。
書評を見ると良くない評価をしている人も
いますが、初心者でない人には当たり前の
つまらない内容に思えるかも、、といった本です。
twitterを本気で伸ばしたいと思っている人には
かなり参考になるのでは、と思います。
フォロー数とか収入を得たいとか思わず
ただ楽しみたいだけの人には、あんまりな内容かも
知れません。
さくら咲くさん 46歳 女性
自分の幼少期には、“人類みな兄弟”といった
標語のような言葉が、世界平和と結びつけて
語られることが多かったような気がします。
とはいえ、実際きょうだい間でも問題は
起こりうるもので、最後まで解決できない
場合すらある。
歴史が示す通り、民族的に同じルーツを
持ちある意味“兄弟”のような国家同志ですら、
平和が損なわれてしまうことがあった。
それで自分なりの結論としては、お互いが
家族のような愛情で結ばれているだけでは、
平和の土壌にはならないのではないかと
思っています。
(旧約)聖書には、ヤコブという人物の
悲喜交々が描かれている。
(例:創世記25章から50章)
彼は双子の弟で、兄のエサウとの間で
大きな問題を抱え込んでしまう。
エサウの恨みを買う形になってしまった
ヤコブは、自分の命すら危ぶまれる状況下で、
逃亡生活を強いられる。
しかし、およそ20年後エサウと
会わければならなくなる。
神をも恐れないエサウとの再会
神を畏れるヤコブは神にそのため熱烈に祈った。
ヤコブは祈っただけでなく、
実際的な備えも怠らなかった。
たくさんの貢物を準備し、その頃には
大きな家族を従える族長だったヤコブが
家族の前で兄に7回もひれ伏すことまでしたのだ。
神の祝福により、平和裏にこのシーンは完結する。
これは実際に聖書の詳細は記述を読むと、
まるで映画の感動シーンです。
でも教訓もあるのではないかと思っていて、
お互いに物事を平和に解決するためには自ら犠牲を
払うべきこと、加えて仲直りのためには
様々な取り組みが必要だということです。
力を行使した方法は絶対に避けたいという強い願い
(平和への愛とも言えるだろう)が必要で
あることも教えてくれているのではないでしょうか?
ひつじさん 47歳 女性
インパクト大のタイトルに惹かれて手に取った一冊。
コミカルな文体で綴られるバックパッカー旅行記
なのですが、リアルなインドの様子がこれでもかと
伝わってきます。
詐欺・押し売り・ぼったくりが当たり前の
商魂たくましいインド人との小競り合い、
不衛生な環境による体調不良、
インチキ占い師との攻防など
他の旅行記以上にディープなインドを
見てこられたんだなという印象です。
ビジネスやツアーならまず行かないような場所へ
足を踏み入れていく作者の勇気と行動力は凄いです。
トラブルだらけの道中をギャグに昇華し、
たっぷり笑わせてくれます。
(ただし、汚い描写も多々あるので
食事中には読まない方が良いです)
やみさん 33歳 女性
『もしも悩みがなかったら』の主人公は、
悩みを抱え、今まさに人生を終わらそうと
しています。
そんな主人公が悩美(なやみ)という
不思議な存在に出会い、ワンステップづつ悩みを
解決していくというのが、この本のストーリーです。
ワンステップの一つ目は
「栄養のあるものを、よく噛んで食べる」
です。
なんだ簡単すぎると思いましたか?
でも、本当に人生に行き詰まり、悩み、
落ち込んでしまったとき、どんな手順で
元の自分に戻ったらいいのか分からなく
なってしまうものなのです。
再起への一歩目は簡単すぎる方がいいのです。
数年前、仕事で鬱を発症し、その時に
この本を読んでそのことに気づきました。
元気になった今でも
この本は本棚に大事に取ってあります。
もしまた何か落ち込むことがあっても、
この本の最初から実行していけば元気になれる。
という安心がありますから。
ひさこんさん 33歳 男性
新宿で月一度、「新宿読書会」という
読書会を開催しています。
事故当時、
福島第一原子力発電所防災安全グループ
だった佐藤眞理さんの言葉。
佐藤さんは、原発事故直後の限界状況で
いろんなものが麻痺してしまい、もとの自分に
戻って涙したのはさらに5か月ほどしてから
だったと述べます。
(Kindle版が入手できますが、
文庫本の場合は379ページをご覧ください。)
ラベンダー・オラフさん 66歳 男性
4コマ漫画で全2巻の話です。
奥さんが亡くなって、父一人娘一人の家庭に
後妻さんとして入った女性が主人公の話です。
現実にも良くある話だと思いますが、余程子供好き
の女性でも、血のつながらない子との関係は難しい
下手したら殺人事件にまで発展しそうな程難しい、、
そんな設定の話です。
もちろん、すったもんだあります。。
主人公は家事がからっきし、性格にも問題あり、、
そして、ご主人が病気で亡くなり、、
継母と娘の二人が遺されます。。
大変難しい設定の話ですが、、主人公、
年下イケメンと再婚のチャンスも、
娘を優先させます。
血は繋がってなくとも、強い絆をもつ事は
全然可能なんだ、、と爽やかな感動を呼ぶ話だと
思います。漫画の完全フィクションなので
現実離れしている感有り有りではありますが、
家族の絆ってこういうのが理想だろうな、と。
さくら咲くさん 45歳 女性
旅行中に知り合ったインド人の御主人と結婚なさった
『流水りんこ』先生の半生とも言える
コミックエッセイです。
結婚までの経緯や結婚式、出産、子育て、
新居建設、入院、趣味やら家事やら料理やら、、
国際結婚の難しさ?も楽しさ?も飾らず
赤裸々に記載されていて、とても為になる
と思います。
絵もとてもお上手で、
ぐいぐい話にのめり込めます。
男の子と女の子のお二人を育てておられて、
日常のトラブルや、通院のエピソードなど
多岐に渡っての描写は、共感も重々出来ますし
大変参考になりました。
りんこ先生は、お一人で長期インドを周遊出来る
めっぽう強い女性だと思うのですが、
辛い時のマックスには大声でお泣きになったり、、
と時には休息しても良いんだという様な描写もありました。
24巻で、お子様方が大きくなられた時点で、、
現在は中止されておられます。このまま終了かも
知れませんが、自分的には25巻の出版を切望しています(^^)
さくら咲くさん 45歳 女性
お金というのは「不安」の裏返しが物質化したモノ。
「不安」だから貯める。
「不安」を無くす為に買う。
お金持ちほど不安だ。
この本は、お金を「学ぶ」というより、
お金に対する考え方を見直し、
お金持ちを「やる」本。
私たちはお金が好きなのではなく、
お金を使うことが好き。
お金という「紙幣」が好きなら、
紙幣工場で働けば幸せということになる。
お金持ちになろうとしないで、
お金持ちを「やる」本。
みーちゃんさん 51歳 男性
メンタル面からも上手く打てないようにできている
コースを いかに攻略していくか、心とひじ!
を緩めて挑みましょう。
あらゆる状況へ対応していく、
インテンショナルな打球を生み出し、
バンカー、グリーンにおいても通ずる
神メソッドを一読してみませんか。
もう1人の自分と対話をしながら
リラックスした集中を形作ります。
shineAさん 59歳 女性
近代資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一は
出世や金儲けに重点を置きがちな世の中に
対して論語を用いた方法を編み出す。
現在の企業理念は利益を金銭のみならず
人や環境に寄り添って謳われているのだ。
これも元を辿れは
この考え方に繋がっていくのであろう。
現在経済も不況に陥り、この状況から
抜け出すべくヒントがここに隠されている
かもしれない。
Crazy crazy crazy manaminさん 23歳 女性
この本の項目は繊細さんに向けて書かれているが
誰しもが当てはまる事だ。
ただそれらが顕著に現れているか
そうではないかである。
この本を手に取っている時点で
自分が今どのような状況に置かれているか
少しでも把握できている証拠である。
この本が繊細さんのみならず皆が
背中を押してもらえる事に間違いない。
また本を読んで満足するだけでは勿体無い。
そこから一つでも良いから心に留めておいて
日々自分と向き合っていく必要があると思う。
Crazy crazy crazy manaminさん 22歳 女性
著者、田坂広志先生は著名な科学者。
そのような方ながら見えない世界を
サイエンティストの視点から書かれた
見えないなにかに導かれていき、
人生が好転する思考ができた本です。
人間はともすれば目先のこと、過去のこと、
未来のことに憂い、不安、嘆きを日々持ちながら
過ごしている時間が多いと思います。
そんなことがうそのように吹っ飛んだ一冊でした。
生き方が好転することは間違いありません。
飛松政次さん 65歳 男性
物語風自己啓発本。
従来の自己啓発本の問題は、
「自己啓発本を読むモチベーションが無い」
ことにより、意識低い人がそもそも
読まないことにあります。
そのため意識高い人だけが自己啓発本を読み、
意識の格差はどんどん広がっていきます。
一方本作は誰でも読める程平易な文章で、
かつ続きが読みたくなるほどユーモアに溢れており、
自己啓発本特有のハードルの高さは全く感じません。
学校の授業で本作品を紹介すれば、
日本国民の意識の底上げに繋がるとすら思います。
何もやる気が起きず
そんな自分に嫌気が差しているあなた。
この本こそあなたが変われる最後のチャンスです。
SHIMさん 30歳 男性
中学から高校にかけて生き辛さが募って
どうしようもなかったとき、父の本棚で
見つけて手に取った本です。
当時の私は自分が「あるべき姿」から
著しくかけ離れた存在であるように思えて
仕方がなく、どうしたら「あるべき姿」に
なれるのか、というようなことばかり
考えているような子でした。
そんな時期の私に、「あるがまま」を提唱した
この本は静かながら強烈な印象を残しました。
だからと言ってすぐ実践できたわけでもなく、
「そういう考え方もあるのか」という気付きを
与えてくれたに止まると言えばそうなのですが…
しかし、そんな小さな気づきのひとつひとつが
積み重なって今の自分に繋がっていると考えると、
この本は一定の役割を果たしてくれたのではないか
と思っています。
sluníčkoさん 45歳 女性
小説調なので、ストーリーにのめり込みながら、
人生を送る上で役立つ大切な実践的かつ、
具体的な教えを学ぶことができる。
ギャグ満載で内容もとても面白く、
非常にオススメ。
だいちゃんさん 26歳 男性
著者は「ひすいこたろう」さん。
ある日、
以前使用していた携帯電話のメモを眺めていたところ、
この本のタイトルのメモ書きを発見。
なんのメモ書きか、いつ書き残したのか、
全く見に覚えがなく、気になって調べたところ、
この本にたどり着きました。
メモを残した当時の自分が気になって購入。
試しに読んでみると、とてもいいお話でした。
生きるということ、死ぬということ。
今の自分や、これからの自分。
人生と、時間の大切さ。
沢山の大切なことを気づかされました。
当たり前のように過ごしていたことが
どれほど大切なのかも。
時々出てくる偉人の名言もすごくよかったです。
この本に出会ってから本など読んだことなかった私が
本当に沢山の本を読むようになりました。
そして沢山の場所に行き、様々な方と出会いました。
私の原点であり、
自分自身と向き合うチャンスをくれた一冊です。
楽しい時でも、辛い時でも、きっと心に響きます。
ぜひ、沢山の方々に読んで頂きたいです。
長々とすみません。
お目を通して下さり、誠にありがとうございます。
皆さんが少しでも悔いのない人生を送れますように…。
10Aさん 28歳 男性
貯金0の主人と結婚を決めた5年前。
私の貯金150万で新生活を始め、
結婚式の準備をスタート!
お給料の管理も全て私がくることに。
もちろん初めは上手くいかず
減っていくばかりの通帳、必要なものを
すぐに買えないストレス、「お金に余裕がない」
ってしんどいなーと思っていました。
そんな時に出会ったのがこの本。
もともと書くことは好きな私。
家計のお金を何にどれだけ使っているのか
把握できるようになり先取り貯金ができる
ようになりました。
可愛い文具とづんさんの家計簿。
見ているだけで楽しくなる本です。
この本おかげで今は毎日楽しく
家計簿タイムを取っています🎶
がっこのせんせーさん 29歳 女性
内容としては簡単に言うと落ちこぼれた学校、
生徒が、東大を目指すという内容です。
一般的に考えれば東大なんて無理だと
諦めて考えますが、その落ちこぼれた生徒が
東大に立ち向かっていく面白い内容。
その生徒自体も姿勢、考え方も
落ちこぼれ(不良生徒)からどの様に
変わっていく様子がまた漫画の見どころ。
で読んでいる自分自身にも
この姿勢が影響して頑張ろうという
気持ちを起こさせてくれます。
最近ではこの漫画を受験を控えている
受験生にこの漫画を受け渡しました。
受験に対する気持ちも疲れた。
やりたくない、嫌になり落ち込む時も
誰しもあることでしょう。
でもこの漫画と共にまた頑張ろう、
頑張ってみよう、という気持ちに
させてくれますのでとても心の支えになります。
多くの控えている受験生に、
受験生を持つ親御さんはぜひ
プレゼントしてあげて下さい。
中学受験、高校受験の、
受験生の方は是非読んでみてね。
本大好きっ子。さん 20歳 男性
突然目の前に現れた破天荒なゾウの指示に
従いながら主人公が成長していく姿が面白いです。
二人の会話がとっても楽しくて、
どんどん引き込まれます。
その上で夢を実現するために
大切なエキスがぎゅっと凝縮されていて
作者の方は天才ではないかと思いました。
若い方に是非読んで頂きたい本です。
たいちゃんさん 56歳 女性
『十五少年漂流記』として知られている
物語の原作で、小学校高学年の時に読んで、
夢中になった本です。
それまでは、
「寝食を忘れて」までのめり込むことは、
体験したことがありませんでしたが、
この本は、ドキドキハラハラ、
自分が少年たちの仲間になって
一緒に生活しているような気分でした。
当時住んでいた家の和室で、暗くなり、
夕食が近づいても、読み続けていた記憶が
鮮明によみがえります。
とにかくおもしろい。
学校もなく、島で2年間も子供たちだけで
生活していたことが、うらやましくてうらやましくて。
図書館で借りて読んだ本だったので、
大人になってから購入し、
今も大切に手元に置いてあります。
sukoさん 59歳 女性
遺伝子をこんなに奥深く考える事はありませんでした。
自分の良い遺伝子をオンにするには…
科学的な面から知的に端的に分かりやすく
説明されています。
こんな風に考えて生きてゆけたら、
すごく幸せな人生をおくる事ができるんだと思います。
是非とも一度は読んで頂きたい1冊です。
はるこうさこさん 40歳 女性
村山由佳さんの「天翔る」(あまかける)という本がオススメです!
不登校の少女が「エンデュランス」を通して前を向くお話。
エンデュランスとは聞き慣れない言葉ですが、
これは馬と一緒に長距離を移動する競技のことです。
ずっと走るのではなく、歩いたり、休んだり、
長いと途中キャンプをしながら、
数日かけてゴールを目指します。
実は日本でも開催されています。
主人公は、馬や周囲の人々に支えられながら、
過去と向き合い、今後の生き方について思案します。
何より印象に残ったのは、「馬と共に歩むこと」。
どんなに乗馬のスキルがあっても、
どんなに早く走れても、馬と対話し、
心を通じ合わせなければ、エンデュランスは
ゴールに辿り着けません。
主人公も支えてくれる人たちも葛藤しながら、
馬との絆を信じて一歩づつ進みます。
成長していく主人公やエンデュランスの美しさを
感じて頂きたいです。
めいめいさん 27歳 女性
読書の習慣はあるので、
これまでに1000冊以上読んで、
読書ノートに読了日、タイトル、
著者、出版社を記録してきました。
しかし、読書に関してマンネリ化、
思いつき、読み放しという気がして、昨年、
読書のレベルをステップアップしたいと思い、
読書法関連の本を何冊か読みました。
直接のきっかけは
『知的生産の技術』(梅棹忠夫 岩波新書)を
再読したことでした。
さらに『知的生産の技術』を
再読するきっかけになったのは、
『やぶれかぶれ青春期・万博奮闘記』(小松左京 新潮文庫)を
読んだことでした。
『やぶれかぶれ・・・』は朝日新聞の文庫紹介欄で見ました。
新聞の書籍紹介は定期的に見ているわけでもなく、
たまたま目に留まったものでした。
大阪万博は、私の子供のころの輝かしい思い出です。
また2025年に大阪で開催されますから、
ちょっとしたマイブームになっているのかもしれません。
小松左京と梅棹忠夫の結びつきをこの本で知りました。
さらには、小松左京と岡本太郎の結びつき。
そして、梅棹忠夫とくれば、
京都、川喜田二郎、加藤秀俊など。さらには湯川秀樹。
梅棹忠夫の『知的生産の技術』は
初読の時も刺激を受けた印象がありますが、
今回は特に「読書」の項に引き付けられました。
こんな本を読んできた、
という読書案内的な本は今までにも時々読んでいたし、
文学案内として読んだもののありましたが、
「読書」の意味、「読書」の仕方等の本は
あまり読んだ覚えがありませんでした。
その『知的生産の技術』の中に紹介されていた本が2冊。
小泉信三の『読書論』(岩波新書)と
梅棹自身も書いている『私の読書法』(岩波新書)。
そして、私の書棚から湯川秀樹の『本の中の世界』を
見つけて読み、Amazonの紹介から小ペンハウエルの
『読書について』を見つけて読みました。
本との出会いは、このように本の中での引用や紹介、
あるいは著者の人間関係からつながっていくことが一つの方法です。
あとは『ほぼ日手帳』の付録に
「時間をかけて読む、古典文学の入口」があるので、
そこからぼちぼちとスタンダールやドストエフスキーを
1冊ずつ読んでいます。
書籍紹介の本としては、
俳優の山崎努が書いた『柔らかな犀の角』(文春文庫)は、
身近で読みやすい本が紹介されていて、
紹介文を読むとすぐに読みたくなる本がたくさんありますし、
ジャンルも様々なので世界が広がります。
学校の図書館で本を選んで読んでいた時期、
本屋さんで手に取ってみて選んでいた時期を経て、
最近は縁のある本をネットで注文して買うようになりました。
絶版や古本も見つかることが多いので助かっています。
sukoさん 女性
「次の日のことを思い煩わない」、
黄金律として知られている
「自分にしてほしいことを人にもするように」
というイエスの言葉は
私がいつも心にかけている言葉です。
これらの言葉のおかげで
他の人との関係が順調な時も緊張する時もどう接し、
何を話せば良いのか答えを出せている気がします。
暮らしに役立つヒントだけでなく、
世界の美術、文学、音楽にも大きな影響を与えてきた
世界のベストセラー聖書をぜひ一度は手に取ってみてください!
ひつじさん 44歳 女性
仕事におけるストレスは
そのほとんどが人間関係といっても過言ではない。
当たり前ではあるが自分と他人は違うという事を
忘れてしまっている人が多いのではないだろうか。
本書は多くの実例を用いて
「失敗」の正体について書かれている。
「失敗」した時に人間はどんな思考をしているか?
それを知る事で現実的な対処の仕方がみえてくる。
そして「失敗」が起きた時に
人を責めてしまいがちな人にこそ
私は読んでいただきたい。
責めるべきは人か?仕組みか?
考え直すきっかけとなるだろう。
また自分も他人も「失敗」をする。
大事なのは学習せず「失敗」を
そのままにしてしまう事が真の「失敗」であると
気づいてくれる人が1人でもいる事を願うばかりだ。
セスクさん 30歳 男性
アパレルショップで働きながら、離婚したい、
今を変えたいと、独立・起業を目指して、
自己啓発セミナーに次々と通いまくり、
借金450万円を抱えてしまった女性が、
1人の空間心理カウンセラーと出会い、
それをきっかけに自分を取り戻しながら、
汚部屋も少しずつ解消され、夫婦関係も完全しながら、
借金も減らせる方向に進めるようになっていく、
ストーリー仕立てでありながら、
心理解説も入った、自分が生きたい人生に
整えていくことができる一冊。
僕自身のバイブルでもあります。
オキさん 43歳 男
お金との付き合い方カウンセラーしています。
自分は、このまま今の仕事を続けて大丈夫なのか?
そんなことを考えているときに出会った一冊です。
この本は、物語風に展開していき
新たなビジネスを展開するためのヒントを与えてくれる。
現状を打破する方法を書かれていて、
とても役に立つ一冊です。
PICK MEさん 25歳 男性
本屋さんだった母が一番好きな本で、
私が今でも一番好きな本です。
この本の中で
楽しいことも、悲しいことも、嬉しいことも、
世界の美しいこともアンと一緒に知り、
アンと一緒に成長してきました。
実家を離れて働きに出た時も、
アンの努力と強さに励まされました。
そんな風に娘にも孫にもひ孫にも、
ずっと寄り添っていて欲しい本です。
らくださん 35歳 女性
私の人生を変えてくれた一冊です。
人間関係の悩み、生きる意味を見つけたい、
パートナーがほしい、もっと個性を発揮したい…
などなど、
あらゆる悩みの『根本原因』にせまる内容で、
私にとって他では見たことのない目からうろこのアプローチでした!
この本との出会いから、
結婚も諦めていたのに理想のパートナーと出会い結婚もできて、
自分が諦めていたやりたかったことを仕事にできるようになりました。
(感謝感謝です。)
ぜひ、多くの方に読んでもらいたい一冊です!
りえこさん 29歳 女性
本田宗一郎の無二パートナー藤沢武夫の自著。
自転車にエンジンをつけたもの(原付の原型)から
事業を拡大し、自動車、そして今は飛行機へ。
ホンダが世界に挑戦したことで、国内の他メーカー、
国内の部品メーカーなどの技術も飛躍的に進歩していった。
全くゼロに近いスタート地点から、
世界を席巻するシェアを確保していったのか?
当時は高度成長期だから・・。
などといわれますが、読んでみると
時代に関係なく多大な苦労があったことが伺い知れます。
様々な脚色がされているホンダの物語ですが、
当事者の藤澤さんの自著で残っているのは貴重です。
読むと勇気がでます。
是非機会があったらお読み下さい。
松明は自分の手でさん 40歳 男性
様々な価値観、思い込み、不安を
解きほぐしてくれるすばらしい本です。
悩んでいる人、いつも不安な気持ちの人などには
特に読んでもらいたいです。
みっふいーさん 50歳 男性
デュマの有名な作品。
大長編である。
ひとりの男の波乱万丈、数奇な運命の物語を壮大に描く。
裏切り、絶望、諦めないこと、愛と復讐、復活、成功と孤独・・・
そこから学ぶものももちろんあるが、
これは小説らしい大小説であり、物語らしい大物語。
フィクションとはかくあるべし、の代名詞ではなかろうか。
この作品を初めて読んだのは遥か昔であるが、
出逢えたことに感謝している。
月子さん 43歳 女性
ビジネス書に溢れている孫子。
現代語訳でいいから一回読んでいただきたい。
「食糧は敵地のものを使え」とか、
「兵には作戦の任務だけ与え理由を説明するな、特に不利な情報は与えるな」
など、
先の大戦の敗北を想起させてゾッとする内容が含まれています。
都合のいいところだけの切売り、本当にそれでいいんですか?
経歴不詳さん 54歳 女性
1858年に出版され、
日本では福沢諭吉の『学問のすすめ』と
並んで読まれた明治の大ベストセラー。
アダム・スミスやニュートン、
シェークスピアなどの有名な人々だけでなく、
歴史に名を残さなかった無名の人々もまた人生の師となる。
曰く、
「真に優れた人間は他人の評価などに重きを置かない」、
「自分の人生はすべて自分自身の努力にかかっている」、
「人生の最高の目的は、人格を強く鍛え上げ、可能な限り心身を発展途上させること」……
気持ちを前向きにして、
心にエネルギーを充実させたい時に手に取ってみてほしい。
中学生くらいで読みたかったが、
いつ読んでも遅くない。
自分を奮い立たせよう。
蓮野さん 30歳 女性
「働かない二人」(吉田覚:新潮社)を12巻まで読み終えました。
物語は所謂、ニートである主人公の二人の兄妹、石井守と妹の春子。
二人を取り巻く少し(というか、かなり風変わりな)人間模様を
描いたコメディマンガです。
しかし、この物語は「いつだって戦力外宣言!!」という
キャッチフレーズにあるように、ニートである「働かない二人」を通して、
今の社会に何処かしかある「社会の戦力たれ!」と云うような
無言のメッセージに本当に少しだけですが「?」を突きつける
絶妙なニュアンスが良質な笑いとして描かれています。
実際に、実はしっかりとした考え方を持つ兄の守と、
彼と二人でゲームをしている時が一番幸せな妹の春子。
そんな二人に「働け!!」と何時も正論な突っ込み入れるお母さんと、
何処か抜けてるけど、家族思いで一家の大黒柱で守の事を信頼している父親。
何だかんだ言っても、この家族はとても、幸せそうです。
そして、この二人を見て、
始めのうちは腹が立つけど何故か癒されてる周りの人達。
僕も「しょうがねーな。この二人(苦笑)」とか思いながら、
何故かこの漫画を読んで何度もクスクスと笑っている自分に気が付きました。
この作品は、働く事は勿論大事ですが、それと同じくらいに、
同調圧力に伴う競争だけでは無く、マイペースで
自分らしくある事も同じくらいに重要なんだな。
という事を「あくまで控えめに」に読者に気付かせてくれる良作だと思います。
AKさん 41歳 男性
玉石混合の自己啓発本の中で、
30年近くベストセラーとして普遍化していること自体が
この本の価値を物語っていると思う。
たしか國分功一郎さんだったと思うのだが、
「具体を積み重ねると抽象化する」という表現を
されたことが心に残っているのだが、まさにこの本は
人間の生活における具体的なエピソードを積み重ね切ったからこそ
極めて重要なエッセンスだけが残った、といった趣。
そこが長年読み継がれている秘訣かな?
自分の成長の段階によって、理解度が全然違ってくるし、
新たな発見もあるのも面白い。
sluníčkoさん
字が読めるようになってからの年季がはいった
本の虫である私は、本を、活字を読まない日は一日としてなく、
幼いころからの頭痛もちでもあります。
外気にふれても頭痛が消えないときは
布団をかぶって寝るしかないのですが、
それでも本だけは寝床に持ち込みます。
読書に没頭すると痛みを忘れられるような気がするからです。
風邪を引くと大手を振って寝られますから、枕元に
「大草原の小さな家」シリーズ、ハリー・ポッターシリーズを
積んで読みます。
開拓時代の苦労に比べたら私の
頭痛、風邪、骨折(5年前に4か月半入院した)など
取るに足らぬ小さなことと思えるのです。
ハリー・ポッターはファンタジーの世界へ逃避して
ひたすら笑っていると辛さを忘れます。
元来がへそまがりですので、
人が良いと言っている本にはそっぽを向いて
読みませんでしたが、60を過ぎてから、
頑なでいると損だなと思い直し、上の2冊を英語で読み、
すっかり気に入り、関連書まで読みました。
エーミールのシリーズは著者のアストリッド・リンドグレーンが
一番お気に入りの主人公で、自分ではいたずらを
しているつもりはない5歳の男の子のおかしくて、
心暖まるお話です。
長らく絶版でしたが、最近岩波少年文庫で復刊されました。
個人的には、講談社版の翻訳の方が好きです。
岩波書店からはカラーの挿絵の絵本仕立の3冊も出ています。
挿絵はビヨーン・ベルイ、彼の絵がなかったら
エーミールはあんなに可愛くはなかった筈です。
以上の3作が私の元気が出る本です。
ろみさん 64歳 女性
明治27(1894)年7月に箱根駅の
キリスト教徒第6夏期学校で講話をされたときの、
55頁に及ぶ旧字体の岩波文庫。
「社会に遺して逝く」(18頁)という、
内村先生の覚悟を知る時、なぜか、キリスト教徒でなくても、
生きる勇気、元気が湧いてきます。
旧字体でも、薄いので、
読む元気も湧いてくること請け合いです。
内村先生になりきって、音読でもすると、
余計に元気が湧いてきますよ。おススメ致します。
1万縁冊さん 46歳 男性
中年ヲヤジですが、1万冊以上の本のレビューを読書メーターで実現できました。
昔からある、自己啓発本!
私も、高校生の時に初めて読んだので、
もう25年以上前に読んだことになります。
何度も読み返してきた本で、
今でも、私のバイブルになっております。
もちろん、日本だけでなく世界に多くの読者がいて、
多くの人のバイブルになってるようです。
今も、読み続けられている本です。
少しネガティブな私には、ちょうど良いのかも。
落ち込んだときには、良い!と思います。
hiroさん 42歳 男性
こちらは厚切りジェイソンさんが書いたほんです。
日本って少し堅苦しいですよね。
出る釘は打たれる。
はみ出したら叩かれる。
協調性。
やりたいのに思い切りやらない。
私達って誰のために生きてるんでしょうか?
いつの間にか自分のために生きれなくなっていませんか?
協調性。
という私達の概念を少し溶けさせてくれるそんなほんです。
ゆまゆまさん 20歳 女性
厚切りジェイソンさんのネタって面白いですよね。
そんな厚切りジェイソンさんが書いた
英語の例文などユーモア溢れる一冊です。
へぇ。
こんな思考回路で学習してるんだ…
など脳内に触れて楽しめますよ♪
ゆまゆまさん 20歳 女性
お金に関する知識を基礎から学べます。
主にお金の使い方や運用方法について解説してあります。
また、NISAや年金についても取り上げています。
対話方式で話が進んでいくので、
読みづらさはまったく感じませんでした。
難解な話や専門用語には図による解説が逐次されているので、
事前に知識がない人でも理解しやすいと思います。
ノリさん 20歳 女性
子供が産まれ、将来の教育費や私たち夫婦の老後に
貰えるかわからない年金問題の事を考えると、
将来が不安になり、独学でお金の勉強を始めました。
雑誌も含め、20冊以上はお金に関する本を読みました。
どの本を読んでも、共通で載っていたのは投資でした。
よくわからないけど、投資をやるべきなのかなぁと思い、
次は投資に関する本を何冊も読みました。
ちょうど、その時期に本屋さんで
売れ筋1位になっていたこの本を買ってみることにしました。
投資って何?って感じだった私ですが、
この本は、投資とは?から購入方法、購入後、
どこに投資したら良いのか、
その理由まで詳しく書かれていました。
お得な購入方法まで書いてあり、
初心者でも損をしない様にわかりやすく書いてあります。
作者の横山さんは他にもお金の本をたくさん
書いていらっしゃるので、その他の本も読んだ結果、
信頼できる!と思いこの本に書いてある投資先に
実際に投資しました。
まだ、始めたばかりですが、
基準価格も安定していて、将来が楽しみです。
りゅうママさん 27歳 女性
この本は彼氏からの連絡がなくて不安、
本当に愛されているのか、ついつい色んなことを
考えてしまうという女性が読むべき本だと思います。
自分がどうすればもっと前向きに考えられるか教えてくれる本です。
めいめいさん 29歳 女性
この本を最初に読んだのは大学生のときでした。
それから数十年経った今でも時々手にする本です。
小冊子ではありますが、
この本によって浄土真宗の核心を知ると同時に、
本来の信仰心のありかたについて深く考えさせられました。
MNさん 60歳 男性
宮沢賢治先生作の、有名な本書。
読者に語りかけるような、分かりやすい文章で、
小さなお子さんには、大人の方が読んであげて下さると、
良いかと思います。
ファンタジーに分類されるかと思われる、
幻想的な文章で、大人から子供まで、
引き込まれる内容です。
ジョバンニとカムパネルラの純粋さに、心打たれます。
ジョバンニの、
「ほんとうにみんなのしあわせのためなら
ぼくのからだなんか百ぺん灼いてもかまわない」
の言葉は、宮沢賢治先生の生き方の
真髄を表しているようで、はっとさせられました。
本書の中にある、
「ほんとうのさいわい」
この本を読む度、一生をかけて探す、
人生のテーマであろうと思っています。
ふるふる55(畑本有紀)さん 43歳 女性
約5年半前に友人の勧めで購入しました。
当時転職を考えており、TOEICの点数を伸ばすための
拠り所となる指針が欲しいと思っていました。
この本を全面的に信頼し、
ほぼ書いてある通りの事を実践した結果、
525点だったスコアが9ヶ月後に820点に伸びました。
その甲斐もあってか、
さらに半年後に希望の会社に転職する事が出来ました。
結果として
自分自身の人生に大きな影響を与えてくれたと思っています。
この本は近年巷で流行っているような、
「時間をかけずに効果が出る」というノウハウではなく、
あくまで一般的なビジネスパーソンがTOEICで
ハイスコアを取得する事をGoalにした場合、
何をどのようにすれば良いかという事が記載されています。
TOEICの点数を900点近くまで伸ばしたい20代~40代くらいの
ビジネスパーソン(現時点の点数は無関係)にとって、
非常に有意義な書籍だと思います。
なお、2016年のTOEIC問題形式改訂前の書籍になります。
Tatiuoさん 35歳 男性
私が紹介する本は、
「Alice’s adventures in Wonderland」です。
あの不思議の国のアリスの英語版です。
一回り以上も年の離れた妹が、
まだ小さな頃に読んであげていました。
誰もが知っている絵本や小説を、
小さな頃から英語版で読んであげると、
子供の教育に良いのではないかと思います。
私が小学生の頃、
英語版のハリーポッターを読んでいる同級生がいました。
彼は、その英語力を活かして現在も活躍しているようです。
ぜひ、お子さんが小さな頃から、難解な英文ではなく
簡単な英語版の書籍を読んであげてはいかがでしょうか。
だいだいくん 22歳 男性
くじけないで(文庫版)をおすすめします。
90歳を過ぎて詩を書き始めた
柴田トヨさんの詩を堪能できる一冊です。
柴田さんが歩んできた道のりや
写真も拝見できる充実の内容です。
心に響く詩はどれも
優しく、温かく、涙腺を刺激します。
何度も読み返したいおすすめの一冊です。
フジワラさん 32歳 女性
キャラクター物ですが侮るなかれ。
泣きます。
文具やぬいぐるみなどでお馴染みのカエルのキャラクターですが、
とっても奥深い意味のあるキャラクターなんです。
悲しいこと、辛いこと、嫌なことも明日には忘れてる。
ケロリと忘れてまた元気になるよ。
という意味を持つキャラクターなのです。
絵本もそのまま。
辛かったり悲しかったりしても大丈夫と力付けてくれます。
いつも一緒にいるおたまじゃくしのようなのは
「とちゅう」という名前です。
その名の通り成長途中なんです。
ケロリがとちゅうに言います、
「失敗しても大丈夫、だって君は途中だから」と。
癒されます。
がむしゃらに頑張っていてふと立ち止まった時、
辛いことがあった時、つまづいたとき、
子供向けの本だとバカにせず読んでみてください。
悩んでる我が子にプレゼントしてみてください。
ああ、そうか、とホロリと泣いて、
次の日ケロリと元気になりますよ。
ままのぷうさん 51歳 女性
読む人が100人いたら
感想はバラバラの100個になると思います。
ストーリーはシンプルなので読みやすいです。
そして、読み終わった時の感想は
その時々の人生状況に左右されると思います。
小さい時にこの本に出会って大人になっても
ずっと本棚に入れておいて欲しい本です。
そして、最愛の人にこの本をプレゼントしてあげてください。
じぃさん 54歳 男性
私は古典哲学としては、荘子が一番好きです。
老子より、孔子より、アリストテレスより、荘子です!
なぜなら、荘子が豊かで、
自由自在で、ユーモアと心の大きさがあって、
押しつけがないところが素晴らしいと思うからです。
「明鏡止水」「万物斉同」「無用の用」「胡蝶の夢」など、
現代まで大きな影響を与えている言葉も多く、
本当に「読んで損はない」作品だと思います。
ハラシムさん 39歳 女性
初めてこの本に接したのは
中学生のとき(もう30年近く経ちますが…)でしたが、
読後、からだの芯に感じたズシーンと重みは
未だに忘れることができません。
中学生当時は、主人公陽子の完全無欠なまでの美しさと
彼女を待ち受ける運命の過酷さにただただ衝撃を受け、
呆然とするような読み方をしていましたが、
自分の成長とともに、キリスト教独特の考え方とも言える
「原罪」の重みの方に焦点が移るようになりました。
キリスト教信者ではない私にとって、
「原罪」なんてものは全くなじみのないものでしたが、
人間のおこがましさだったり、根本的に巣食う罪深さ
というものを、身も心も清らかで美しい主人公に
敢えて問わせる、という物語には、未だ感じ入るものがあります。
冷静な哲学者カントが熱く語る、
理性的な大人になるための処方箋。
転ぶことはあっても、自分の精神を鍛え、
自分の頭で考える人間になることを
恐れずに進むことを説く。
ハッとさせられる言葉がたくさんある。