明治27(1894)年7月に箱根駅の
キリスト教徒第6夏期学校で講話をされたときの、
55頁に及ぶ旧字体の岩波文庫。

「社会に遺して逝く」(18頁)という、
内村先生の覚悟を知る時、なぜか、キリスト教徒でなくても、
生きる勇気、元気が湧いてきます。

旧字体でも、薄いので、
読む元気も湧いてくること請け合いです。

内村先生になりきって、音読でもすると、
余計に元気が湧いてきますよ。おススメ致します。

1万縁冊さん 46歳 男性
中年ヲヤジですが、1万冊以上の本のレビューを読書メーターで実現できました。