中学から高校にかけて生き辛さが募って
どうしようもなかったとき、父の本棚で
見つけて手に取った本です。

当時の私は自分が「あるべき姿」から
著しくかけ離れた存在であるように思えて
仕方がなく、どうしたら「あるべき姿」に
なれるのか、というようなことばかり
考えているような子でした。

そんな時期の私に、「あるがまま」を提唱した
この本は静かながら強烈な印象を残しました。

だからと言ってすぐ実践できたわけでもなく、
「そういう考え方もあるのか」という気付きを
与えてくれたに止まると言えばそうなのですが…

しかし、そんな小さな気づきのひとつひとつが
積み重なって今の自分に繋がっていると考えると、
この本は一定の役割を果たしてくれたのではないか
と思っています。

sluníčkoさん 45歳 女性