パートナーであるゲルダ・タローにより「ロバート・キャパ」なる存在に作り上げられ、成り切っていった報道写真家、戦場カメラマン、フリードマン・エンドレ(1913〜54)。スペイン内戦から幾つもの戦禍を走り抜け、パリへの想いと共に綴られたこの写真著書、こんな生き方があるのか、というスピード感、スケール感、果てしない喧騒感、’ねばならない’焦燥感、、、スマホ、デジタルの現在からは考えられない密度で物事が動く様子をご鑑賞下さい。徒労と思うか、逆に羨望を覚えるか、新鮮と感じるか、遠巻きだから触れられるのか、見て 読んで 『来るもの』に委ねてみてはいかがでしょうか。。。

rin45さん 55歳 女性