加賀恭一郎のシリーズの中でも人気作の「悪意」。

殺人の動機が読者の最大の興味として、最後まで読ませます。
そもそも被害者はひとに殺意を抱かせるような人物なのか? 犯人には殺人を犯すほどの動機が本当にあったのか? 加賀刑事は誰を疑っているのか? これらが不確かなまま物語は進行します。

犯人の過去、劣等感、嫉妬そして嘘。
犯行はどう計画され、実行されたのか? 
悪意は長い間に複雑に形成されていったものだが、犯人への同情の余地は無いと思う。

みーちゃんさん 57歳 男性

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悪意

東野, 圭吾, 1958- / 講談社 / 2001/01