シリア内戦勃発から、、もう十年超えてます。。

当初こそニュースで相当報道されてましたし、
ちょくちょくこんなに犠牲者が出た!やら
日本人の拘束やら折に触れ報道されて
来ましたが、、

今では相当下火に、、

日本人に忘れられつつあるのかも。。

シリアに一回行ったことがあり、
マイナー地のせいで日本人どころか観光客も
ほぼいなかった地で一人ぼっちの私は
相当苦労しました。

が、めちゃくちゃシリア人に
親切にして頂いたんです。

飛行機代が半端ない国なので
そうホイホイ行ける国じゃないですが
死ぬまでにもう一回行きたい国の筆頭です。

内戦勃発、、
もう頼むからいい加減にしてくれ!ですよ。

シリア関係の本はほぼ読破してます。

正直日本人の書いた本は自慢話?的で
内容には腹が立った記憶ばかりです。

こちらの本はアレッポ生まれのシリアの少女の
13歳までの日記をフランス人ジャーナリストの
フィリップ氏がフランスで出版されてベストセラーと
なったものを日本語で出版されたものです。

子供の日記なのでとても明解です。

その分悲壮感が実直に胸に迫ります。

特記すべきは、、日本のニュースでの報道と
真逆の見解が出来ることです・・

立場が違えば捉え方も違う。。

読後深い溜め息が出るような本ではありますが、
多くの方に知ってもらいたい内容です。。

主人公の少女ミリアムちゃんは、
明るく前向きで勇気のある少女で、、
希望は持てると。。

さくら咲くさん 45歳 女性