出版は数年前で結構前の本です。SNSで短編で人気が出て単行本の出版になったそうです。
23編が収録されています。どのストーリーも関連はなく別々の話です。もうたったの5ページのみの超短編の話もあるし、ちょっと長くて40ページくらいの話もありますが、基本かなり短い話ばかりです。「ババヤガの夜」もそうでしたが、本当に最低限の言葉のみで淡々と描かれています。全体的にもうちょっと深く詳しいといいなと思うのですが、好みの問題でしょうか。。
23編、どの話も女性が主体で、友情や家族的な絆や恋人(百合)という話ばかりですね。レビューではさまざまな角度から描かれていてよくこれだけ沢山の引き出しがあると好意的に書かれている事が多いですが、、
どうも、「ババヤガの夜」とほぼそっくりじゃないかという話が複数出てきて、、この本は作者のコンプレックスの塊が本になっているのかなと思わないでは
いられませんでした。失礼ながら、どの話の主人公も人間関係をうまく出来なくて不器用ながら他者とつながりたいとあがくというベースから成り立ってる話が多いです。
当然、自分以外の人間との関係を築くのは家族間でも簡単ではないと思うので、こちらの本は多くの女性に支持されるのもさもありなんかも知れないです。面白い事は面白い本だと思うのですが、爽快感が得られる本ではないですね。多分ハッピーエンドなんだろうなという話も多いのですが、童話みたいに「そして、いつまでも幸せに暮らしました」とか明記してくれればいいのに、後は読者の想像にお任せします~的な終わり方が多いと思います。
さくら咲くさん 49歳 女性





