心理学と経済学の本一冊づつ紹介させていただきます。

作者は同じですが、別々の本です。

この方は、旅行記で
異例の10万部超えを達成された人です。

元々ブログ等で旅行記を記載されていて、
人気を博したため書籍出版という
運びになったようですが、、

引きこもりのニート、アイドルおたく、
自らを六流作家とおっしゃる少々異質な作家さんです。

『困ったココロ』

心理学の専門の方が監修されているらしく、
多くの実例、効果等が多岐に渡って述べられており、
実際の生活に取り入れたらリア充?という
身近なものを中心にヒントがもらえる、
といった書物です。

気になる異性と親しくなれる方法が
あちこちにちりばめてあるかと思います。
(作者の願望ですかね)

ベンジャミン・フランクリン効果=自分に敵対する

嫌な人物をある方法で距離を縮めたら
親しくなれたという実例には感銘を受けました。

『経済学なんて教科書だけでわかるか!ボケ!
・・でも本当は知りたいかも』

全24章で細分化されている作品で、
中央銀行や株の話からアベノミクス、行動経済学など、
多岐に渡ってとても分かりやすく書かれています。

旅先のアフリカで、スーパーインフレに見舞われた
体験談もあり、私もたかだか一か月の間に紙幣価値が
とてつもなく変わって驚いた経験がありますが、
この本の説明で納得行った事もあります。

どちらの本も、教授とかその道のプロの方が
書かれた訳でもないので、書評にもありますが
『入門書の中の入門書』情報量もそれ程多くは
ないと思います。

が、例え話が秀逸で面白いです。

アイドルやらドラクエ等を使って説明してくれて
いるので、頭に入って来やすいと思います。

これらの本を執筆する為に、作者が相当情報を
得る為にご苦労なさったようにお見受けできますし、
知識が得られるだけでなくお人柄も垣間見る事が
できてほっこり~と思いました。

さくら咲くさん 45歳 女性