作者は1960年代後半に日本で暮らした経験から、
三島や川端、夏目漱石などの日本の多くの作品からの
エピグラフを各章に付けた小説を書きました。

主人公は20歳の日本女性で、
雪国から東京に出てきて、冒険が始まります。

そして日本を救うのです。

タイトルの「アンサーテン・ラック」は
おみくじの「末吉」のことです。

藤田伊織さん 71歳 男性
私が邦訳しましたが、
出版はアメリカの原作を出版した会社です。
きっとこれは初めての事例ではないかと思います。
他の訳書に、「バッハ 死のカンタータ」もあります。