還暦前後の各種職種の労働市場を、実際に働いている個人に取材してまとめた一冊。なかなかの労作。他人に取材するだけではなく、中には実際に労働の現場に潜入(雇われて)して書かれた事例もある。
引きこもりの子供のために働くとか、ギャンブルの借金が立て込み無年金だとかいろいろな事例が出てくる。唯一救いと思われるのはいったんはリタイアしたものの、復職したフリーランスの営業マン年収500万円。還暦の復職者なら箱の数字は凄い。
もっと凄いのはやはり還暦の現役AV男優。これ一本で子供3人を大学まで出して、孫もいるという。健康管理も怠りない旨の記述もある。
この締め方に妙な明るさを感じた。
ともあれ、サンプルにバイアスがかかっている感じがなきにしもあらず。同じ著者の「副業おじさん」も読んでみたい。
やましたさん 男性





