もう20年以上も前に出版された本です。でも、今もなお1番怖い本だと評価する方もおられるくらい怖い本です。
ホラー小説大賞を獲得された本です。
地上波で大竹しのぶさんの映画が上映されるという事で
全くストーリーも知らないで観たら、、背筋が凍り付く恐ろしさどころではないくらい怖かったので、原作も読んでみたくなり手に取りました。

全く知らない作家さんでした。大筋は映画とほぼ変わらないと思うのですが、本の方が詳しくてエピソードも多く
とても文章力のある作家さんで映画で観るより目の前で起っている恐怖体験というような、、本の方がより楽しめるのではないかと思います。

主人公は保険会社の社員で、運悪く関わってしまった顧客
を不審に思い社員としての業務以上に近づいた。故にサイコパスに地獄を見させられる、というストーリーです。
話の前半は生命保険から支払われる金だけの為に女性の狂気が炸裂?という形で進んで行きます。それだけでも十分に怖いのですが、後半では金の為ではなく自分に害をもたらすというだけで簡単に人が殺せるという、サイコパスぶりが炸裂して心底恐ろしいです。最後に山場を迎えるですが、文章力が相当あって、リアルにその場を想像出来るところがまた恐ろしいです。
映画もかなりの怖さだと思いますが、小説のほうがより恐ろしいと思います。ぐいぐい引っ張られてさくさく読めると思います。

さくら咲くさん 49歳 女性

黒い家 角川ホラー文庫

黒い家 角川ホラー文庫

貴志, 祐介, 1959- / 角川書店 / 1998/12