この本は、詩人にして作家の宮沢賢治が、友人や家族にあてて書いた手紙を記したものです。
宮沢賢治の思いの丈をひしひしと感じることができます。
そして、宮沢賢治の清廉なお人柄も。
当書の中でも、好きな一文は、
楽しめるものは楽しみ、
苦しまなければならないものは苦しんで、
生きて行きましょう。
という部分です。
人生に対して、とても清い姿勢であったことがうかがえる一文で、読み返すたびに、もっとしっかり生きよう!と、心の姿勢がしゃきっとなります。
雪見酒さん 50歳 女性
人生折り返しでも、まだ伸び代のある、イチ工員です。