この書籍は、NHK BS1放送の
鉄道ドキュメンタリー番組、沁みる夜汽車、
書籍化第2弾です。2020年11月発行。

第1弾がとても素晴らしい内容で、
こちらも新刊本で購入しました。

電車内で起こる様々な、出会いという、
偶然が起こすかけがえのないエピソードが満載です。

登場する、実在の一般的な方々の、
人生をも関わり、変えるような出会いばかりです。

これは本当に実話なんだろうか。
と疑うくらい、胸にじんわり染み渡るのです。

現実は小説より奇なり。
まさにこの言葉が当てはまります。

毎日のように出版されている、
小説の中の数多の物語が太刀打ち出来ない、
リアルな胸を打つエピソードが、この本にはあります。

コロナ禍で人との距離が出来ている今だからこそ、
ささいな出会いでも大切にしたいと思わせる、
珠玉の実話の数々です。

雪見酒さん 48歳 女性

齢もアラフィフとなり、持病により、長年闘病生活をし、
今は全く他の職種で働いている、元看護師です。

持病が元で、長年の生きがいだった看護師には
戻れなくなりましたが、今の仕事も社会を支える上で
大切なもので、挫折を乗り越え、楽しみながら働いています。