オタキングとして名を馳せた岡田斗司夫さんが、
2014年にPHP新書から出した本。

就活まっ最中の人は、もしかしたら
読まない方がいいかもしれませんが
(就活への意欲が下がります)、

就活や会社生活に疲れ切った人には、
是非読んでほしい本です。

IT化で仕事の量は減り、AI化でさらに減り、
就活は激化し、就職格差は拡大の一途。

かといって負け組にはなりたくないのが、
大方のみなさんの本音でしょう。

ここで、パラダイム変換の必要性を
教えてくれるのが本書です。

章建てがそのままあらすじになっており、

「もう就職できないかもしれないが、
お金はそんなに必要なの?

お金は動かなくても経済はまわる。

お手伝いという働き方もあり
(たくさん稼ぎたければ50個の仕事を持てばいい)、
最後はいい人が生き残る」

というものです。

「副業」や「複業」が言われて久しいですが、
著者は「単職」から「多職」へを提案。

非正規ワーカーやフリーターとは似て非なる
「仕事サーファー」や「愛されニート」という
生き方も教えてくれます。

tomeさん 64歳 男性