それぞれ2003年, 2004年初版の
石田ゆり子さんの生活エッセイ&ムックをご紹介したい。

これらは不思議な本で、今で言う女性タレントの
スタイルブック的なものの走りのようだがちょっと違う。

私の偏見かもしれないが、今流行のスタイルブックは
「ほら、私の毎日ってこんなにキラキラしていて素敵なの!」
というタレントさんのステマに付き合わされているようで
辟易してしまうこともあるのだが、

この石田ゆり子さんの本は、
彼女の生活哲学のようなものが確かに感じられ、
毎日をとても大切に過ごしている方なんだ、
という事実がすーっと入ってくる。

私もこんなふうに毎日を大切に、
美しく過ごしたいと14年前の私は
ずいぶん繰り返し読んだものだった。

当時、彼女はまだ34歳。その年齢で、
こんな美しく地に足の着いた毎日を送っていれば、
そりゃあ14年経った今でもお美しいだろうとしみじみ思う。

当時のゆり子さんの年齢をとっくに追い越してしまった私だが、
中身も少しは追いついたかな?

sluníčko 42歳 女性