タイトルを見るとコンピューターの本かと思うが、
数学を基礎にした問題解決の本である。

以下に章別のタイトルを列挙しておくとこうなる。

1:最適停止(最適停止問題の1/e=37%ルール)

2:探索と活用(探索と活用のトレードオフ、
バンディット問題、ギッティンズ指数)

3:ソート(マージソート、パケットソート、
序数(二者比較)と基数(絶対的数値))

4:キャッシュ(ベラーディのアルゴリズム)

5:スケジューリング(先行制約、スラッシング)

6:ベイズの法則
(ベイズ則、べき分布・正規分布・ポアソン分布の違い)

7:オーバーフィッティング
(過学習、クロスチェック、正則化、

8:緩和法(NP完全、線形緩和、ラグランジュ緩和)

9:ランダム性(乱択アルゴリズム、モンテカルロ法、
ミラー・ラビン素数判定法、シミュレーテッド・アニーリング)

10:ネットワーキング
(ビザンチン将軍問題、指数バックオフ、テールドロップ)

11:ゲーム理論
(ナッシュ均衡、PPAD完全、メカニズムデザインとオークション)

どれも少し数学的思考やコンピューターに
慣れておくと読みやすくなると思うが、
実際の生活でも応用できそうな考え方が提示されている。

こんな問題解決の方法があったのかと、
知ることができて楽しい一冊だった。

モヒカンさん 42歳 男性