一言で「雨」。

と言えども、日本では、降る時間や時期で、
雨の呼び方が様々に変化する。

例えば、
冬の雨なら、氷雨(ひさめ)、凍雨(とうう)。

また、同じ時雨(しぐれ)、でも、
降る時間帯で異なる呼び名になる。

夜の時雨は、小夜(さよ)時雨。

夕立ならぬ、朝立ち。もある。

四季のある日本だからこそ、季節や時間帯によって、
雨の呼び方も様々に変化し、雨=陰鬱な物。

とは受け止めず、情緒ある呼び方で、
雨すら愛でるのは、まさに日本文化に値すると、
この本を読みながら、しみじみ思えるのです。

雪見酒 48歳 女性