「大奥」「きのう何食べた」など、映画化されたりドラマ化されたりしている有名人気作家さんよしながふみ先生の最新版です。つい数か月前に出版されたばかりです。けっこう好きな作家さんなので、全ての作品を読ませて頂いております。

何の知識もなく読んだのですが~はあぁ~流石によしながふみ、、という感じの作品です。オムニバス形式で、全く関連のない5つの場面と5つの時代の話から成り立っています。漫画本ですし、小一時間くらいで簡単に読めてしまう本ですが、、爽やかな話もありますが、な、な、何でやねん!!という悲劇もあります。5つのストーリー自体は、まずまず面白いけれども、ごくごく等身大のどこにでもいそうでそうそう特別とか独特とか奇異だとかでは全くないと思います。
でも~最後の話で、ああ!そういう事だったのか!と驚き、エピローグでも、こう来るか!という感じでした。

私があまり深く考えずにさくさく読んだせいかも、ですが、ある意味大どんでん返しといった本ですし、あなたは輪廻転生についてどう思いますか、、というような事を考えさせられました。どーんと重苦しい気持ちになりましたが、、面白い本だという事には間違いないと思います。

さくら咲くさん 46歳 女性