活字離れ、本離れといわれるようになり、久しい。当書籍は、初版2002年なのだから、もう20年以上になる。
タイパ、コスパとやたら利便性、合理性を重視する社会となり、便利と言える世の中になったが、果たして「良い」世の中だろうか。日々ニュースでは様々な事件が報じられ、その事件背景には、「生きづらさ」を感じる人々がいるように思う。
書物には、人の思考、生き様などが記されている。そんな書物を味わうことで、自身の人間性に与える効用が、当書籍に記されている。
人間性が培われると、生きづらさ解決のヒントが得られると思う。
そのヒントを探る助けとなるのが、この「読書力」だ。
抱える悩みと照らし合わせ、どんな本を読むと助ける力になるかを、この本は教えてくれるだろう。
雪見酒さん 51歳 女性
生活の一部以上の存在が読書な、1工員です。