新聞やネットニュースでしょっちゅう目にしていた本で読まなきゃいかんなと思っていた本です。最近やっと読み終えた所です。この手の本は難しくて読み終えるのに何日もかかりそうだと思っていたのですが、けっこうサクサク読めて2時間も有れば読めると思います。

筆者はアメリカ人でウオール街で働き始め、巨万の富を築いた成功者なので書いておられることに真実味があると思われます。タイトルのダイウィズゼロとは、稼いだ金の全てを使い切って残高ゼロで死ねという事です。

作中にイソップ物語の『アリとキリギリス』の例が何度も出て来ます。キリギリスのように遊んでばかりだと
冬に餓死という憂き目に遭うから蟻のように勤勉たれ、という教訓を得る、、という話だと思うのですが、、
働いて貯蓄のみの蟻は食べれて生きながらえる事はできても本当に幸せ?人生豊なのか?本当に難しい~~
よくある話だとは思いますが、最近のスマートニュースに
独身30代男性が急死で家族が預金通帳に億単位の金があったのでー驚きと共にあまりに節約生活ばかりをしていた彼が哀れで悔しい思いをしたと。。そう、来るべき老後に少しでもお金を貯めておきたい、でも、人間いつ死ぬか神のみぞ知る。どんなに貯めこんでも使わないであっという間にあの世行きの可能性も十分にある。。片や、、最近おじいさんがスーパーで160円のおにぎりを万引きして逮捕されたと。。老人の万引きは実は買えるだけの現金を持ってはいたのに使うと不安だからついやってしまったというパターンもあるので本当の本当に困窮してというのは少ないのかもしれないですが、、160円、、たった160円のおにぎりを~実名で報道はされていなかったのですが、気の毒以前に自分なら生きていたくないわ、絶対そうはなりたくないと強く思いましたよ。本当に難しい、、、
作者はアリとキリギリスの中間がよいと書かれています。
えっと思ったのですが、本によると、生活習慣や家族歴などデータを入力したらいつ死ぬか提示してくれる機械があるそうです。これはー是非捜してやってみたいとおもいました。

20代の時の同僚が借金して3カ月のバックパック旅行をしてかけがえのない経験、思い出を得た事を心底賞賛されています。自分もやりたいが30じゃ公園でバケットをかじる旅行はできないと。それも一理あるとは思いますが、
実際イスタンブールの日本人宿Tree of lifeに滞在していた時白髪のおばあさんがお一人でバックパック旅行をされていたし流水りんこさんの作品にも旅行先の宿で中年や還暦過ぎた旅行者との交流が描かれていますし、、この点は突っ込みたいですね。

大ベストセラー本です。正直レビューで大絶賛される程の衝撃はなかったですし、考え方や生き方が変わった事はないですが、、もっと時間、経験、思い出を重要視して死ぬ時後悔しないようにしようと思えた分、価値ある本だと思いました。

さくら咲くさん 49歳 女性

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DIE WITH ZERO : 人生が豊かになりすぎる究極のルール

Perkins, William O., 1969-, 児島, 修 / ダイヤモンド社 / 2020/09