戦後80年となった今年、2025年も、早くも12月となり、もうすぐ年越しを迎えます。
戦争体験者の高齢化により、戦争体験者によるその戦争の語り部が、どんどん少なくなってきている現代。
これから先もずっと伝えて行きたい1冊です。
学生さん、高校生の方々におすすめした、心が挫けそうになった日にと、合わせてお読み頂けると、より理解度が深まるかと思います。
凍てつく大地、シベリアでの抑留体験を描いた漫画です。
とても柔らかな絵柄で、体験記の世界に入りやすく、悲惨な戦争体験の表現はあれど、その衝撃的な感じは、穏やかな絵柄で緩和されています。
かと言って、ひしひしと、極寒の地、シベリアという地獄をまざまざと思い描くことが出来ます。
戦争体験記の入り口としてもふさわしい1冊だと思います。
雪見酒さん 52歳 女性
永年平和を祈念する、1工員です。





