宮沢賢治先生作の、有名な本書。
読者に語りかけるような、分かりやすい文章で、
小さなお子さんには、大人の方が読んであげて下さると、
良いかと思います。
ファンタジーに分類されるかと思われる、
幻想的な文章で、大人から子供まで、
引き込まれる内容です。
ジョバンニとカムパネルラの純粋さに、心打たれます。
ジョバンニの、
「ほんとうにみんなのしあわせのためなら
ぼくのからだなんか百ぺん灼いてもかまわない」
の言葉は、宮沢賢治先生の生き方の
真髄を表しているようで、はっとさせられました。
本書の中にある、
「ほんとうのさいわい」
この本を読む度、一生をかけて探す、
人生のテーマであろうと思っています。
ふるふる55(畑本有紀)さん 43歳 女性