小澤征爾と村上春樹が音楽について語る本。タイトルにつけた通り、2人とも他人の評価は関係ない、自分のまみと感覚を信じるというタイプ。万人受けするかどうかは知らないが、自分はこの演奏のこういうところに心動かされたんだとはっきりものをいう。感動を分かち合う。聞いてみたくなるし、自分もこんなことを感じた音楽があったなと思い出せる。嬉しい一冊。

poohymcaさん 55歳 男性