少年オッド・ジョンの物語。オラフ・ステープルドン作

 早熟で天才的な少年オッド・ジョンが成長し、社会に触れ、自らの圧倒的な知力能力と、平均的な人間との差に絶望して、仲間と自滅を選ぶ物語。
 いわゆるギフテッドの絶望に近いが、それよりもはるかに圧倒的な能力があると描写されているところが、SF。

たてがみさん 男性