ルーズベルトの一つ前の米国元大統領フーバーが、可能な限り集めた資料によって語らせた大著『裏切られた自由』を翻訳した歴史家が、同書の記述をもとに提示する新解釈の「日米戦争史」です。
この本には日本の学校やマスコミでは教えない戦争史の話が盛り沢山です。国務省などの専門家の話など一切聞かないルーズベルトや、英チャーチルの戦争指導が大間違いであり、そういった都合の悪いことを覆い隠す「釈明史観」の歴史家の言うことが世界で罷り通っており、それに異議を唱える人を「歴史修正主義者」のレッテルを貼り、貶めてきました。
日本は米国と戦争しないために再三にわたり外交手段を試みたが、ルーズベルト元大統領は経済制裁や要求を突きつけるだけで外交には応じなかった。原爆投下やソ連参戦の半年以上前に、日本は天皇陛下の地位保全さえしてくれれば、降伏することをスターリンを通して伝えていた。原爆投下は科学者やその他の関係者の実験に使われたに過ぎない等々。
フーバー元大統領は決して日本贔屓の人ではない。
みーちゃんさん 55歳 男性