話題になった『おちおち死ねない』の
たむらあやこさんのコミックエッセイです。

元々看護師さんをやっておられて、有名美大を
出られたとかの経歴があるわけでもないので
『絵が、、』との口コミも見ますが、
私は温かみのある絵だと思います。

ギランバレー症候群の中でも筆者は特に重症らしいです。。

それはもう筆舌に尽くしがたい症状を耐えられました。。

しかも一件目の病院で一年3カ月、、
一回も自力でトイレに行けず。。

しかも、、22歳ですよ??
恋も仕事も結婚も夢みる若者が、、
な、何で彼女が、、??

闘病記で暗い内容の本と言えないこともないかも
知れませんが、ギャグに変えたり、上手い表現で
笑えたり、、元気がもらえます。

筆者の不屈の精神に感銘を受けるのですが、、
不謹慎かもしれませんが、物凄く周りに恵まれて
おられて羨ましい。。

母父親類縁者に、ここまで支えて貰えるなんて、、
しかも、担当医師も看護師さんも『神様』レベル?

利益より患者優先なんて、
現実にあったんですかね?・・・

罹患は不運だと思いますが、
それ以外の大部分でピカイチの運を
持っておられるのでは、、と思いましたよ。

色々我が身を猛省させられる本ですが、間違いなく
パワーを貰える本だと思います。

さくら咲くさん 45歳 女性