池上惇先生の近著です。

市民大学院を立ち上げられて、
まちづくりと経済学を市民目線でとらえ、
福原義春先生とのコラボ作品になるように
仕立ててあります。

生存競争に巻き込まれず、経営の力量を高めつつ、
自分で考え世間の理解を得ながら公正に競争する経営(ⅲ頁)。

この課題に挑戦している好著。

巻末に充実した参考文献並びにそれらの解説が施されています。

文化経済学、文化経営学のみならず、広くまちづくり、
市民活動に携わる人にお勧めの高著です。

私も自分の頭で考え、
行動する読書家でありたいと思っています。

1万縁冊さん 45歳 男性