とても薄くて読みやすい本です。それはとても大事なことです。なぜなら元気が欲しいときは、辛く苦しいときで、そんな時に大著は読めないからです。タイトルの通り、ひらがなが多いです。そう言う時に、漢語、熟語ばかりの本は読めないからです。
著者の晴佐久昌英さんは、カトリックの神父ですが、ノンクリスチャンの方にも同じように効き目のある本。詩集なのですが、季節をめぐる間に、希望が見つかる本です。と言うか、希望に囲まれていたことに気づくといった方がいいかもしれません。
「病気になったら」という詩と「しみじみ教」という詩がお気に入りです。
poohymca 54歳 男性