ふだん物静かな友達からプレゼントされた本です。
友達の雰囲気と応援団では、
イメージが結びつきませんでした。
しかし、
共通しているのは、純粋さ、粘り強さ、
妥協のないまっすぐさでした。
2011年の東日本大震災は、
茨城県の実家も被災しました。
東北地方、仙台は大きな被害にあいました。
本の内容は、どちらかというと、昭和の匂いの
する仙台の高校の青春から始まりますが、
今、この時代に大事なもの、人として
変わらない基本がしっかりと描かれて感動します。
知らず知らずのうちに涙していました。
母は入院中に、この本を読んで、まるで
近くに青空応援団が来てくれたみたいに感じて、
げらげら笑っていました。
むつかしいことはなし。
応援し、応援されること。
世の中がよくなるとは、
そういうことなのではないか?
と素直に思いました。
日常生活でのややこしい理屈や損得や
情報に振り回されずに、ぜひご一読ください。
sukoさん 60歳 女性