考えさせられて、泣ける漫画を紹介します。西炯子作、シロがいて です。

ある日、弟が拾って来た、捨てられていた子猫。家族に迎え入れられた、その猫シロを中心に、主に長女の視点から描かれる、家族の絆を問いかける作品です。

時にユーモラスに、たまに怖くて、そして泣けます。
シロを拾って来た弟の成長、そして年齢を重ねる両親と子供たちとの、歳月を経て変化する関係性。

老いたシロが衰弱していく時に、家族に向けて放った長女の言葉が、胸に刺さります。

家族関係に疲れたな、とか、何か、鬱陶しいな。なんて感じているなら、特に読んで欲しいと思います。

雪見酒さん 52歳 女性
漫画の積読もたまっている、1工員です。