自分のお小遣いで、初めて買った漫画。
家が厳しく、漫画を買うことは禁止されていた…。
この本をボロボロになるまで読み、今でも実家の片隅に置いてある。
学校という場。そこで起こる心霊現象。
突飛な話の筋ではなかったため、もしかして、
そういうこともアルのかもしれない
というリアリティが、小学生の自分には感じられた。
本当に信じるか否かは別として、科学では解けない現象が、
この世界にはあるのかもしれないという感覚。
科学だけが全てではないのではないか、
ということを、この本から学んだ。
今でも心霊科学は単なる趣味ではあるが、
その趣味を始めさせる契機となった1冊。
鬼型 礼さん 43歳 男性