「人生で一番大切なのは、思い出を作ることだ。」

著者はこの本が初めての著書です。時間や健康(体力・気力)が失われる前に、経験のためにお金を使うことを勧めています。私もこの本を読む前から、海外旅行には若い頃にたくさん行っておいて良かったと思っていました。60歳近くなって、恐らく45歳までのようには海外旅行を楽しめないだろうと思うからです。体力的な面もそうですが、精神的にも若い頃の方が好奇心旺盛だったからです。

この本では、45歳から60歳までの間に資産を減らし始めることも推奨しています。もちろん個人差がありますので、65歳になっても構いません。しかし、70歳、80歳を超えて資産が沢山あっても、その資産に見合う経験を買うことが出来るでしょうか?それに若い頃に経験をすればしただけ、思い出を長く抱き続けることが出来ます。

この本は生き方や考え方、お金の使い方など参考になることが書かれていました。老人になって体が言う事を利かなくなった時に、人生の思い出が生き甲斐になるとも言えるからです。

みーちゃんさん 56歳 男性