行列のできる法律相談所のレギュラー弁護士として有名でいらっしゃった方で、あれよあれよという内に大阪府知事、大阪市長に就任なさり、維新の会やら立ち上げたり、それはもう政治に深く関りがおありで改革など枚挙に暇がないほどなさった方です。何かと言動がニュースになる方ですし、著書ももう10冊以上になっているかと思います。作家さんではない方ですし、どの本も基本学生にも理解できるように割と解りやすく書かれているので、読みやすいと思います。
こちらの本も、出版されて本屋さんに置かれたばかりですが、
タイトルにあるように「二時間で~」私にはもうちょっと時間は掛かりましたが、さくさく読めて理解し易いですし、若者にも是非読んでもらいたいと思う内容でした。
白黒ハッキリさせる強気の方ですし、ズバズバご自身の見解が述べられています。選挙が何故必要で白票でも参加するべきか=政治家にプレッシャーを与える為、強いては自分の身に降りかかってくるのだし、、なるほど! 基本、内閣総理大臣の選出の細説やらの政治の話なのですが、分かりやすい「学校」の仕組みに例えてあるので、巧いこと説明しておられるわ~という感じです。
政治にそんなに興味なくとも、日本の社会は多かれ少なかれ、同類の仕組みで成り立っているので、社会生活を送るのに大変役に立つ本ではないかと思います。
さくら咲くさん 48歳 女性