戦争。しかも歩兵や狙撃兵といった前線が味わう究極の舞台。その緊張感が、その人が本質的に持っている「傾向」を炙り出す。ロシアの考え、ドイツの立場。時代の流れに翻弄される人々。家族の絆。戦争が奪ってしまったものについて考えさせられる。文学と現実がシームレスなのだと改めて感じる。

poohさん 56歳 男性