この書籍は、文章が難しいのですが、
文字を読むという、読書が脳にもたらした、
素晴らしい歴史的役割を記しています。
人類が文字を読むようになったことで、
現在の文明が、テクノロジーが、文化が、
人類史上受け継がれて来た。
ということが記されています。
そして、最も重要なのは、読書とは、
赤ちゃんの頃から、遺伝的に身についたもの
ではなく、新たに脳内ネットワークを作りだし、
脳を、いわば進化させた故、読書が
出来るようになった。ということです。
読書離れが問題視されている昨今。
読書、つまり文字を読むことでしか、
現代の便利な生活が出来なかったということ。
それを実感し、文字を読み、読書することの
大切さを、改めて知って欲しいと思います。
雪見酒さん 49歳 女性
元看護師。
十数年にわたる闘病生活、そして、社会復帰への
リハビリを経て、今の会社勤めの生活に至る。