フランス人ジャン・ジオノ氏の作品です。

おすすめするのは、フレデリックという
プロの絵描きさんが描かれた絵付の
ボードブックです。

本自体はゆっくり読んでも20分とかからない位の
短編のもので、かなりの高評価を得ている
ようだったので読んでみたのですが、、

一回目読んで、えっ?
それでどうしたって言うの?
という感想でした。。

お恥ずかしながら、、解説や書評などを
いくつも読む内に、この物語の深淵なる意味を
読み取って、、ああ~そうだよな、こういうのが理想、
こういう姿勢こそが大事だよな、
とうの昔に忘れていた事かな?いかんいかん、
と考えられるようになりました。

自分の考え方や仕事方針を随分と変えたとか、
何度も読み返してボロくなったので2冊目を購入した、
等、かなりの評価を得ている名作です。

子供には、ちょっと合わないかもしれませんが、、

絵もとても美しいです。

色彩豊かな絵もあれば、ページによっては
モノトーンであったり、、流石はプロの仕事、、
特にラストはほれぼれ見惚れるような絵だと思います。

元気が出るとかスッキリ爽快感の得られる
本ではないと思いますが、必要な人には大変
為になる絵本かと思います。

さくら咲くさん 45歳 女性