中高生向けの「ちくまプリマー新書」には、
大人でもためになる、いい本がたくさんあります。
この本もそのひとつ。わかりにくい政治の世界を、
5つの対立軸で見事に整理してくれます。
そして、スポーツと同様、政治でも
「ひいきのチーム」を持つことの大切さを説いています。
「ひいきのチーム=ホーム」を持てば、
やる気も出て、友達も増え、
アウェイにも関心がでるというもの。
この本、以前から推薦していたのですが、
7月4日の朝日新聞『天声人語』でも、
紹介されていました。
ちなみに、著者は学者ではなく、
知る人ぞ知る毒舌の書評家。
この本の口調が気に入ったら、
是非、彼女の他の本も、手に取ってみてください
(もっと過激です)。
tomeさん 62歳 男性
フリー編集者・ライター