エスター&ジェリー・ヒックス著の『引き寄せの法則』(本文では”共鳴引力の法則”)を物語にした、楽しく学べる本です。少女サラと大きくて賢いふくろうのソロモンが宇宙を旅するシーンは非常に美しいです。

この世を「形」としてではなく《流れ》として捉えることの大切さが描かれていて、宇宙の完璧なバランスの如く「みんな別々の経験を選び、様々なことを信じている。そして別々のことを望み、別々の行動をしている。(中略)そのことすべてが「全体」をもっと完璧なものにしている。」《万事良好》。この事実を認めて、《幸せ》はどこにでもあり、すべてはうまくいっていることを理解して欲しいとソロモンは話します。だから自分で、悪い気分ではなく、良い気分を選ぶことで真の自由になれる。その途切れることの無い自然な《幸せ》なエネルギーの流れを押しのけてはいけないよ、と。

みーちゃんさん 55歳 男性