
自分の言いたいことを他人に伝えるには、まずは簡潔にすること。対話では、相手が7、自分が3の割合で話を進めると、相手が気持ちよくなり、こちらの主張を聞いてくれるようになる。敬語を含めた、相手に配慮した言葉選びが重要だと説いています。
筆者は、芸歴50年の落語家さんで、自分の落語を存分に聴いてもらう。そのような状況を作り出すために、このような注意を払うのだそうです。
固有名詞を伝える時には、「総武線の秋葉原駅」「さんずいの渋谷駅といった説明を加えると、間違いが起こりにくいし、相手もこちらの言いたいことを理解しやすいと言います。
もう一つ大事なことは、相手の立場、考え方などを事前に準備しておいて、会話の中にその話題を入れることで、相手はこちらの言いたいことを聞こうという姿勢になると指摘しています。
これらに注意して、話を展開すれば、相手に自分の考え方が伝わりやすくなっていることに気づかされます。
だんだいさん 67歳 男性