菅野完さんが書いた渾身の著作。政治家たちに大きな影響を与える団体になっていった「日本会議」とは一体何で、そのルーツには何があったのか。構成要素はどんなものだったのかがよくわかる。ルーツとしての「生長の家」や、本体としての「神社本庁)の存在。安倍内閣一強独裁の中で、多くの議員が取り込まれて行った構造などがよくわかる。政治の裏が見える本。発禁裁判で削除されていた文言が処分取り消しで完全版が今なら読める。

poohさん 56歳 男性