学校からの帰り道。ふと、主人公の男の子を呼びとめる声が。

その声は、意外なところからしていました。
そんな、日常にちょっと入り込んだ、非日常を、この物語は描いています。

味のある画風の長谷川義史氏の絵と共に紡ぎ出される、主人公の男の子の、善意を運ぶ小さな冒険の物語です。

ページをめくる度、じんわり沁みるものを感じると思います。

雪見酒さん 51歳 女性
一日一善を心掛ける、1工員です。