表現の自由(表現規制反対)を公約に当選した、漫画家の赤松先生。
52万票越え、オタクは票田になることを証明しました。
(戦闘力53万!)
SNSを駆使し、選挙時から注目して見ておりました。
ネット選挙が上手い政治家の代表でしょう。
当選してからでも、割とサイトやSNSの更新を続けており、
国民への情報発信に熱心なので、引き続き頑張っていただきたいです。
「国会議員のお仕事とは」を漫画を交えてレポート。
期待を持ち過ぎないように注意しておきますと……
①半分くらいは中学の教科書レベル
「ちくまプリマー新書」なので、優しめにしているのでしょう。
公民の復習にどうぞ。
②意外と漫画の分量が少ない
「マンガでたのしく!」に期待しすぎてはいけません。
文字の方が多いです。
国会議員の一日のスケジュールとは?秘書さんの仕事とは?
委員会にはどうやって所属する?
お金はどのように使っているのか?海外視察はなにを視察しているのか?
赤松議員は自民党所属だが、一年生議員の役割は小さいのか?
などなど、現職国会議員ならではの「お仕事レポート」が載っていて面白いです。
「政策活動費」「企業献金」「閣僚らの高額飲食」「裏金問題」で、
とかく政治家は叩かれがちですが、
意外と、国会議員もお金がカツカツで……
普通の議員や官僚は、毎日粉骨砕身で働いているそうです。
実際、赤松先生は漫画家時代より、カツカツだと。
しんどい仕事だが誰かが、みんなのためにやらないといけないというのは、
ある意味、PTA役員やマンションの管理組合に似ていると思いました。
それに、落選したらただの人なので、厳しい世界です。
しかしPTA役員なとどは違い、政治家はれっきとした職業です。
しんどいことでもなしとげたい志が必要で、
この本の後半は、赤松先生の当選後のお仕事と議員としての目標が書かれています。
マンガ外交のページは必見です。
マツユキソウさん 30歳