テレビ、舞台、映画などで活躍する女優の南沢奈央さん。彼女は、中学生の時に「学校寄席」で落語と出会った。演者は、笑点で活躍した林家木久扇さん。それまで、落語と縁のなかった彼女は、一人でお話をする木久扇さんに驚いたばかりでなく、笑うだけ笑ったという。話の内容などすっかり忘れるくらいに充実した時間だったという。
能動的に落語と接するようになったのは、高校生になってからだそうだが、大学で寄席デビュー。卒論も落語がテーマというほど落語にのめりこんでいく。
女優業の傍ら、寄席に通うだけでなく、自らも落語を演じ、寄席の高座も経験するまでになっていく。落語がきっかけで豊かに楽しく生きているという。
趣味とは、ここまで人生の伴走者になってくれる存在だと教えてくれた。
だんだいさん 67歳 男性