絵が描ける人を尊敬し、
絵を描くことはあこがれでした。

本格的な絵ではなく、スケッチ、イラストが
描けたらいいなという思いだけはありました。

この本は、どこからとりかかったらいいか
さっぱり分からない初心者でも、描けそうかな
という気にさせてくれます。

画材の選び方と言っても、まずは
ペンとスケッチブックですから手頃です。

最初に描くのはネギやセロリ。
マグカップ、キッチン道具など。

描いてみるとおもしろい。

まだ「趣味」と言えるところまではいきませんが、

日記帳にカットを描いたり、
手紙に季節の花を描いたりして楽しんでいます。

そして、すべて絵に描くのではなくても、
観察し、気になるものは写真に撮って
おくことは日常的になってきました。

植物、鳥や虫、猫やカエル、料理、持ち物などに
対する興味関心が高まったのは
人生を豊かにする収穫だと思います。

昌弘さん 75歳 男性