「訂正する」とは、あまりいいイメージがない言葉ですが、
実はそこに、これほど深遠な思想が秘められていたとは!
著者は、大学に見切りをつけ、自ら出版社「ゲンロン」を立ち上げ、
制限時間なく講師と話せる「ゲンロンカフェ」を経営するなど、
いま一番注目の実践する哲学者・批評家である東浩紀(あずま・ひろき)。
テビュー30周年の集大成『訂正可能性の哲学』も2023年9月に出たばかりですが、
本書は、そのエッセンスをまとめた「語り下ろし」なので、
哲学に興味のない人でも、わかりやすく気軽に読めます。

tomeさん