現在、世界で戦争が行われており、日本から遠いところとは言え、悲惨な現実がニュースで報道されています。
ふだんプロレスを見ない私がアントニオ猪木に興味・関心をもったのは、湾岸戦争の時に日本の人質解放のために行動し、連れ帰るという結果を出したからでした。どうしてそのようなことが可能だったのか知りたいと思っていました。
湾岸戦争の映像をテレビで観た時の衝撃は強烈なものでした。映画のシーンなのではないかと疑ったのをおぼえています。
プロレスファンはアントニオ猪木の闘魂や技に惚れ込んでいる人もいるでしょう。今回、アントニオ猪木の自伝を読むことでもっと多面的に猪木の人生を知り、引き込まれました。リング上だけでなく、壮絶な人生、プロレス愛と世界平和への熱烈な生き方を貫いた一人の戦士の自伝をぜひ読んでいただきたいと思いました。

sukoさん 63歳 女性