昔、絵本専門店でギフトを探していた時に見つけたもの。
出兵した普通の兵士が奥地で死ぬまでを
描いた絵本で、大変珍しかったけど、
好奇心で買って手元に置くには悩む本でした。
平売りの可愛らしい本たちの中で
白と黒の2色でシンプルに淡々と時間を遡っていく
この本にはびっくりさせられた。
思いがけなかったせいなのかどうかは不明ですが、
読後のパンチが大きく戦争・命について考えさせられた。
この本は表紙・裏どちらからでも読み進めることが
できるようで、なんとなく何度もいったりきたり
読み返してしまった。
テンションはあがらないが、
自分自身・恋人・家族・敵・味方の立場から見て読むと
色々様々な気持ちになる不思議な本でした。
むぅさん 40歳 女性