この本は、小川糸さん曰く
死ぬのが怖くなくなるような小説を
書きたかったというコンセプトのもと
作られたお話です
今年の夏、闘病の末亡くなった友達がいた私は
彼女は死とどう向き合っているのかを
よく考えていたと思います
死期を悟った彼女が最後に、死ぬのは怖いよ
と本音を語ってくれました
確かに死は自分がいなくなると思うと、
悲しく切ないもの…
でも、私は誰かの心の中でずっと生き続けたい
だから、怖くない
今そう感じています
病気の方に薦める本ではないのかもしれない
どちらかといえば、支えている方に読んで欲しい
いつか死を意識した時、そういえば昔
こんな本をよんだなぁと思い出せる本だと思います
白川恵さん 54歳 女性