
友人知人にうつ病に苦しんでいる人は多いです。ごく最近大阪で心療内科の火災で大勢亡くなっていますが、わんさか患者さんがいるってことですね。。
こちらの作品は、ヤフーニュースかスマートニュースで紹介されていて、自分もうつに悩まされる可能性も有るだろうし読んでおいて損はないだろうと思い手にしました。
愛する妻や子供がいて、、漫画家としてけっこう売れていて、、何でうつに? 骨折や体調不良がきっかけで漫画が描けなくなり、気落ちの負のスパイラルに陥ったという事でしょうか。。
3冊の漫画本ですが、3冊で1時間くらいであっという間に読めました。マスクをせず外出しただけでコロナに感染したと思い込んだり、現状を打破するには死ぬしかないと思い込んだり、、精神が崩壊するとはこういうことなのか、と妙な納得をしました。
それはそれは奥様は献身的ですし、ご子息も心配されて出来る限り寄り添おうとなさるし、作者はかなりお幸せじゃないかと思うのですが、、
薬やお医者様看護師さん達の助けもあって、苦しい入院生活から日常に戻る事が出来たという結末を迎えるのですが、、3巻の最後、再発した、というくだりで終了しています。
鬱病は人によって症状もあう薬もそれぞれで同じような病状でも長引くか早期に完治するかも全く不明で恐ろしいとは思いますが、こちらの本でますます恐ろしくなりました。この作者、漫画家辞めたら苦しまなくて良いんじゃないかと思わないでもないけれど、そんな単純な事でもない気がします。
うつ病の1症例として、へーこんなこともあるのかなという感じで読んでみるのも為になると思います。
さくら咲くさん 49歳 女性