問われる、消費経済社会。

つい先月、ホセ・ムヒカ氏がご逝去なさり、改めて氏のことを知った方々もいらっしゃるかと思います。

2012年リオ会議で、SDGsの基本的な問題とも言える、消費経済について言及した、ホセ・ムヒカ氏。
氏の生き方、考え方を綴った本で、リオ会議でのスピーチも全文掲載されています。

今尚なくならない、世界の経済格差。そして忘れてはならない、大量消費社会が抱える問題、『資源には限りがある』こと。
それらの問題に正面から問いかけてこられた方です。

青年時代のゲリラ活動により投獄され、13年間の過酷な獄中生活も経験なさっていて、心に熱いものをお持ちだったことが感じられます。
氏の言葉や生き方を綴ったこの本を読み、自身の消費生活について、考えない方はいないと思います。

雪見酒さん 52歳 女性
煩悩を消し去りたい、1工員です。